前回の続きです。
元同僚のYさんは私に言いました。

誰もがその人らしく過ごせるように
ひとつひとつの出会いを大切に丁寧にケアをしていくということをしながら
次に医療を担う人たちに繋いでいくという役割があると思う。


ドキッとした。

私が信頼している友人・スピリチュアルカウンセラーから
似たようなことを6-7年前に言われたのを思い出しましたDASH!

あなたが緩和ケアをやるのはいいけど
それを次の人たちに繋いでいくことをこれからはやらなければいけない。



これは・・・
いつも自分の目の前のことで精一杯の私にとって、大変なテーマだDASH!

でも、そういうことが始まっているのかも。
今、私よりも若い人たちが少しずつ集まってきています。

緩和ケアをしたいと思って集まってくる人たちに
私がここで先生と地域の訪問看護ステーションとともに作り上げている緩和ケア
どう伝えていくかですね。

15年くらい前。
緩和ケアの研究会に参加し、初めて緩和ケアを専門としている先生のお話を聞いた。
その先生、高宮有介先生(※)はのちに一緒に仕事をさせていただくことになり
私に道を開いてくださった人
※昭和大学医学部医学教育推進室講師

高宮先生は緩和ケアを大学病院でやっていることについて、マイクでおっしゃった。
「10年後20年後、自分の次の世代に少しでも変わっていたらいいなと思う。」

叫び

すんごい気の長い話しだな叫び、と思ったと同時に
「今すぐ変わってくれパンチ!」と大学病院で医師に文句を言っている自分を反省したものですあせる

あれからまさに10年以上経った。
高宮先生の髪はシルバーグレーになりました。
高宮先生が一貫して頑張って来られた緩和ケアの推奨はどこまで広がったのだろうか。

私は変わったと思っていた。少なくとも、私の環境はガラッと変わった
でもちっとも変わっていないことを思い知らされることも多々ある。

この前の日本緩和医療学会の発表で
進行がんの呼吸苦に
「少しでも楽になると思って」と
「最後は人工呼吸器をつけます」と堂々と発表された先生がいた。

未熟者の私は、会場の端っこでギョッ叫びとした表情で聞いていた。

私の心のざわつきとはうらはらに
「薬剤で呼吸苦をとる方法もありますのでご検討いただければ。」と落ち着いた声でおっしゃった座長が印象的でした。

それは、日本緩和医療学会という専門の学会だったからこそ、
この内容が発表に選ばれたということに深い意味があるんですね。

そのときは
「あ~懐かしいなぁ、こういうの・・・私の15年くらい前の仕事環境だなDASH!
としか思わなかった。

はぁ~
そんなこと思った私ってほんとにお気楽で未熟な人間だしょぼんしょぼんしょぼん

反省ダウン

しかし・・・
こうやって、人と人は影響しあって、何かを感じて、
前に進むんですねアップ

進まなきゃDASH!

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深澤りつクリニックは機能強化型在宅療養支援診療所として頑張っておりますクラッカー


当院では2014年に訪問看護ステーションを開設する予定です恋の矢

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