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「サッポロ冬割」

【「サッポロ冬割」】

~適用1泊6千円以上…「サッポロ冬割」知恵絞る宿泊施設 飲食、タクシー付きプランPR 完売の一方、負担重く見送りも~

札幌市内の宿泊施設を利用する際、1泊6千円以上で5千円割り引く「サッポロ冬割」を活用しようと、1泊5千円に満たない宿泊施設が知恵を絞って宿泊客を増やしている。制度が適用されるよう、飲食やタクシー代などに使える独自のクーポンを付けた6千円以上のプランをつくり、完売した施設も相次いでいる。

 「冬割」は、新型コロナウイルスの流行で打撃を受けた観光業の早期回復を目指す札幌市の支援事業。予約販売が11月12日に始まり、対象期間は来年3月1日まで。30億円の予算規模で約40万人の宿泊を見込み、宿泊施設と旅行会社、オンライン予約業者が参加する。市は宿泊事業者の規模や札幌市内への集客実績などを基に支援金を案分する。

 知名度のあるホテルほど販売は堅調だ。本州の観光客に人気のホテルWBFフォーステイ札幌(同市中央区)は、予約開始の11月12日から1週間で約700人分の冬割がほぼ埋まった。道内旅行サイト「ぐうたび北海道」を運営する北海道バリュースコープ(札幌)も、支援枠の340万円分が11月12日の予約開始1時間で売り切れたという。

 一方、知名度が低く、1泊6千円に満たない宿泊施設は、制度が利用できるように新たなプランをつくって売り込みを図っている。