先月55歳の誕生日を迎え、ついに「アラカン」となってしまいました(;´Д`)
このネガティブな気持ちをポジティブに変えるべく、前号の予告通り、

■人生を変えるのに年齢は関係ない!
■年齢を重ねることにポジティブになれる!

という話をいたします。

先日、コーチング契約しているコーチが、

年齢をテーマとしたメルマガを書いていました。
 

48歳から勉強を始めて、50歳で司法試験に合格した、

「45歳から5億円を稼ぐ勉強法」の著者、植田統さんや、 

コーチの友人にも、まったくの未経験から法科大学院に行かずに、

通常の仕事をしながら司法試験に合格した方がいるとのことです。 

そのコーチご自身も、29歳でこれまでのビジネス経験とは畑違いの

税理士を目指したり、34歳で大学院に入ったり、

それぞれその歳で「〇〇歳なのに」と感心されたようです。 

要旨は、「もう〇〇歳だから。。。」といって自分に枠を作って

可能性を狭めてしまうのはもったいないよね、ということだったと思います。 

転じて、私は今年9月に55歳。 

「もう〇〇歳だから。。。」 

のど真ん中にいます。 
子どもたちとのラグビーでも、自分より若いパパコーチにランニングで負けて、 

「昔はもっと早かったのに。。。」

と悔しい思いをしたり、他には白髪が急に増えたり、

お酒が弱くなったり、記憶力が低下したり。 
 

このような事は枚挙にいとまがありません。 

テレビで、昔のトレンディドラマのなつかし映像を見たりすると、

当時の出演者の若さに驚き (石田純一さんとか)、 

「自分も年を取ったな~」 

と変な感傷に浸ってしまいます。 
このように、ネガティブになったり、自信喪失することもしばしばある故、

自然に勇気付けられる話にアンテナが立ちます。 

それが、

■人生を変えるのに年齢は関係ない! 
■年齢を重ねることにポジティブになれる! 

です。
以下、それぞれ紹介いたします。 

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1つ目は、 
「50歳以上しか採用しない会社」 

数年前に何かのきっかけで目にしたネット上の記事です。 

引用元がはっきりせず恐縮ですが、 

『人生がうまくいかないと感じる人のための超アウトプット入門』 
等の著者でコンサルタントの安達裕哉さんが 、
ある社長にインタビューした際のものです。 

社長65歳超え、役員も全員60歳以上、ほとんどの社員が50歳以上の会社です。 
安達さんは素朴な疑問をぶつけます。 

「若手がまったくいない会社に訪問するのは初めてです。 
 なぜ若手が全くいないのですか?」 

社長は答えます。 
「簡単ですよ。それは採用していないからです。
 ウチでは50歳以上の人しか採用しません。」 

安達さん 
「・・・。」 

この後、なぜ50歳以上の人しか採用 
しないのかのやり取りが続きます。 

要約して列挙すると、 
■採用基準「人生を変えたい!」と真剣に思っている人 
■「人生を変える」なんて誰でもいつでもできる 
■人生を変えるのは一発逆転の出来事ではなく、些細な日常の小さな習慣 
(例えば、「早起きする」であったり、「通勤時間に必ず本を読む」でもいい。 
「電話を毎日10本する」、「お客さんに心を込めてメールを書く」等々 
 でもなんでもいい、とにかく、小さい習慣から人生は変わります。) 
■とにかく、何かを続けることが出来た、という実績が人生を変える第一歩。 
■一つ目の習慣が意識せずにできるようになったら、次の習慣に挑戦する。 
■習慣を続けられなかったら、無理してできない事を続けない。 
 失敗それ自体がノウハウ。 
 できないことがわかることは大事なので、罪悪感を感じる必要なし。 
■決して他人のせいにしない、ということを守る。 
■人に親切にする。 
■最後に「人生を変えようと思った時点で、既に人生は変わり始めている」 
 と思ってください。 

最後のやり取りをそのまま書きます。 

※イ:インタビュアーの安達さん 
※社:取材先の社長 

イ「…どういうことでしょう?」 
社「50歳で人生を変えたい、という決意がどれほどのものか、 
  安達さんに分かりますか?」 
イ「相当の決意、ということでしょうか。」 
社「そうです。だからこそ、私は50歳以上を面接する。
  そして、今の話に賛同していただいた方々だけを採用するのです。 
  私は、そういう方々をリスペクトしているのですよ。」 

安達さんは、中年になったら人生は変わらない、とか、
人生を軌道修正するにはとてもエネルギーが要る、
といった言説を見る度にこの社長の言葉を思い出し、 

「そんなことは決まってない」 
と思い返すのである。 

と締めくくっています。 
字面だけを見ていくと当り前のことを言っているのですが、
その行間を読むと、 

「本当に決意をしているのか?」 
「当たり前のことを当たり前にできているのか?」 

を問われているような気がします。 

と同時に、決意をして腹をくくれば、

いつからでもやり直しができると改めて感じました。 

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2つ目は、タイトルにもなっている 
ローランドさんの名言、 

「年齢はどれだけ生きたかは教えてくれても 
 どう生きたかは教えてくれない」 

大事なのはどれだけ生きたかではなく 
「どう生きたか」。 
年齢を主語にすると、成長が止まってしまう 

とのことです。 

「年齢は足のサイズと同じ」とも言っています。 
「他人の足のサイズなんて気にならないのと 
 同じで、ただの記号でしかない」 

さすがに元カリスマホストです。 

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2つとも、今、中小企業診断士試験に挑戦している身としては、

勇気が出るエピソードや言葉です。 

孔子は、「五十にして天命を知る」と言っています。 

まだまだ天命を知らずに右往左往していますが、 
年齢の枠にハマらず、小さな習慣を大切に、
失敗を恐れずチャレンジしていきたいと思います。 

ではまた!