3月3日メサイヤの演奏会がレクザムホールであり、行ってきました。私自身、四国学院のメサイヤには1986年から30回余り参加させていただていますので、ぜひ客席で聞きたかったのです。驚いたのはソリストが14名で分担しておられたことです。そして合唱にも参加されていて、合唱の厚みが増し素晴らしかったです。佐竹由美さんとは2001年にご一緒させていただいています。薦田先生もソリストとして7回出演されています。フラウエンに入団してわかったのですが、初めて参加した時のバスは先生でした。
メサイヤの魅力とは何でしょう。全部英語で、3時間余りかかる曲を、私はなぜ30年も続けてきたのか、我ながら不思議に思う事もありました。初めて聞く側になり思ったことは、飽きさせない構成と音楽の変化にあるのではと思いました。ソリストと合唱が救世主出現の預言と降誕、受難と復活・昇天等、その物語性にひかれます。「ハレルヤ」だけではありませんよ。(笑)
私は昨年の演奏会で引退するつもりでした。しかし今回の演奏会でやはりまた歌いたいと思いました。気は付けば、実はこっそりマスクの中で歌っていたんです。K.O.