以前ブログで
『医師事務作業補助体制加算に何か変更があるかも!?』
ということを書きました。
12/6に
中央社会保険医療協議会 総会(第263回)
が開催され、その点についても言及があったので、
それについてメモ。
結論から言うと、
『変更はありそうだけど、予想は外れ』
このときの議題に関する資料はこちら
前回の改定で新たに40対1や30対1ができました。
また25対1までは、40対1や30対1と同じ要件で算定可能になりました。
それによって、特に50対1から
30対1、40対1、25対1へのシフトが進んでいます。
また医師への調査によると、勤務医の負担軽減策として、効果のあるものとして、
医師事務作業補助が上位に上げられています。
一方で医師事務作業補助体制加算を届け出ていない医療機関にその理由を尋ねると
雇用に際しての経済的負担の大きさが最も大きな理由となっています。
実際どんな加算を届出しても、それ単体では赤字です。
また一方で、現在の医師事務作業補助者の主な勤務場所は
外来や事務室が多くなっています。
これは、代行入力(外来)、診断書等の作成補助(事務室)が、
主な業務とされているからと思われます。
その上で、論点としては、
『病棟に医師事務作業補助者を就かせた上で、充実した評価を実施してはどうか』
という感じです。正確ではないですが。
まぁ、精神科の病院や療養病棟の病院でもニーズはあるのかもしれません。
でも、例えば一定の勤務時間を“病棟”にいたとして、
どんな業務をすることを想定しているのでしょうか?
現状の勤務場所は、ニーズの高い業務が何かを反映しているものだと
思うのですが…。