私が20代の頃、
仕事の関係で、社員数人で全国各地で数ヶ月暮らすことがあった。
多い時は十数人。
昼間は出かけるが、
朝晩の食事は交代制で作っていた。
そんなにお金をかけられないから、
安くして、いかに皆に美味しいと言わせるものを作るのが使命。
スーパーにはその土地ならではの食材も並ぶ。
その中から安くて使えそうなものを選ぶ。
馬モツのカレーとか作ったこともあるなー。
臭みはあるのだけれど、カレーにすると美味しく食べられちゃう。
カレー、すごいな!
フグが普通に安くスーパーに置いてあったりもした。
料理したことない子ももちろんいて、
生のブロッコリーが出てきたこともあったな。
買ってきたのは良いものの、調理に悩んだ時、
今なら、ネットでいくらでも調べられるけれど、
当時はなかったから、
母に電話した。
無謀にも丸ごとの魚を煮ようとした時だ。
今は、ネットで調べれば、何でも出てくる。
材料入れて、「レシピ」とか「食べ方」とか入れれば、いっぱい出てくる。
誰に聞く必要もない。
私もそんなレシピに助けられてます。
けれどやっぱり、
私が作る料理は、母や父の味が基本になってる。
それ食べて大人になったのだもの。
子供の頃食べた味ってずっとついて回る。
親に作って貰ったものだけじゃなくて、
子供の頃出会った味っていうか。
口癖とか、
考え方とか、
大人になって、色々な人と出会って、
変わってきた、もしかしたら成長できた?とこもあると思うのだけれど、
それでも変わらないところがどうしてもある。
刺身はツマまで平らげるし、
ソースは丁寧にぬぐって平らげるし、
米粒は絶対残せない。
戦中に多感な時期を迎えた母の実家は農家で、
戦後もずっと食べ物を大切にしてきて、
家族には食べ物で不自由させたくないって思いがあったのだろうね。
おかげで丸々大きくなりましたが(笑
昔はね。
米粒残すと、目がつぶれるなーんて言われたのだよ。
食材を腐らせたりして破棄するとか無理。
野菜も肉も魚も、命をいただいているから、
みんな大切にしたい。
ありがとう。
いただきます。
という気持ちは常にある。
ああ、それも母に教わったことなんだな・・・。
話がそれました。
何を言いたかったんだろう・・・。
もうわからないや。