直した眼鏡を持っておとたまの元に行くと、

もう一つの眼鏡が壊れていた・・・。

おとたまは、眼鏡なしの生活で疲れてしまっていた模様。


「めがね、待ってたよ!」と第一声。


そのうえ、お腹の調子が良くなく、

牛乳や、大好きな海苔の佃煮を制限され、

お風呂も、制限されてしまったらしい。


そりゃ落ち込むわ。


ここは食べ物が美味しいから、って言ってたのにね。


もう一つの眼鏡は、パッキーンってなってた。

眼鏡かけて横になってたら、

枕に引っかかって、取ろうとしたら、折れちゃったみたい。


それも、

介護士さんに、座ってばかりだと一つのところに圧がかかりすぎるから、横になることも大事、

横になることイコール寝るってことじゃないから、って言われて、

それに従っただけなのにね。


そして、おとたまは反抗期になったらしい。


闘う気力はまだあるようだ。


帰り際、おとたまが寂しそうな顔をする。

久しぶりに強い握手をした。

手を離せずにいたら、おとたまが「もう、いいよ」と言った。


介護施設を選ぶとき、

100%はありませんよ。70%OKだったら、御の字です的なことを言われた。


ここにも好きな人がいる。

施設側にも、利用者さんにも。


でも、

やっぱり、

100%OKにはならないんだな。


かと言って、

引き取れるわけもなく。


どうしたら、おとたまの最後の人生、少しでも楽しんでもらえるのだろうっていつも思ってる。


でも、

私の人生も大事にしたいと思ってしまう。