当時、私は東京都下の住民。
新宿での仕事に備え、朝7時過ぎに目を覚まし、
いつものように、テレビを付けました。
ニュース。
最初に写った瓦礫の映像が、
しばらくは何のことだかわかりませんでした。
やがて、関西で大規模な地震が起きたのだと知りました。
慌てて、家を飛び出しました。
当時、私は家に電話は引いておらず、
まだ携帯電話も持っていませんでした。
とにかく新宿の事務所まで行って、
実家にかけたのが午前8時過ぎ。
運良くも、実家の母と連絡を取ることができました。
当時、父は隣駅の病院に入院しており、母は家に一人でいました。
いつもより、ちょっと遅く、
ちょうど地震が起きる直前に目覚めたそうです。
そのとたんの大きな揺れ。
おかげさまで、
家具などかなり損傷したものの、
両親は無事、家そのものも無事。
その後、しばらくはまったく連絡が取れなくなってしまったことを考えると、
感謝せずにはいられません。
しかし、ほっとしたのもつかの間。
その後、悪いニュースばかりが入ってきます。
私が昔暮らした兵庫県伊丹市では、駅が崩壊。
知人が住む神戸市灘区のあたりでは、阪神高速が倒壊。
電話や電報で連絡をとった友人たちの無事を
数日かかって確認しましたが、
今でも、この日が来て、
追悼式などを見るたびに、
本当にみんな無事だったのだろうかと不安になることがあります。
そして実際に、
被害にあった方はたくさんいて、
その後の復興に尽力された方もたくさんいて。
母も、しばらくは服を着たまま寝ていたと言いますし、
一瞬で物がなくなってしまうのを目の当たりにして、
もう、物は買いたくないと言っていました。
自然災害は、
注意しようと思っても注意できないものですが、
なんとかできる限りのことはしておきたいものです。
とはいえ、
実際には、何もできていないという現状です。
実際に、震災に直面していたら、
私は何かできたろうか。
改めて、
被害に合われた方のご冥福をお祈りすると共に、
どうか、穏やかな日々が続きますようにと、
心から願います。