私は生まれる時、
99%命は保証できないと言われていました。
羊水が濁って、
いわゆる窒息している状態にあると。
父は、
お子さんと奥さん、どちらの命を優先しますか?
と聞かれ、
「どっちも!」
と答えたそうです。
当時まだ、
あまり一般的でなかった帝王切開。
その、
承諾サインを求められ、
父は右往左往したそうです。
親戚をつかまえ、
代わりにサインしてくれと言い、
親戚に叱られたりして。
そうして私は生まれました。
その時のことがトラウマになり、
その後、子供は生まれず、
私は一人っ子です。
そのことを、
母は、死ぬ直前まで気にしていたと聞きました。
自分のせいで、一人っ子にしてしまったと。
私は、幸せです。
安心してね、おかん。
ギネ~産婦人科の女たち~を見ながら、
ふと、そんなことを思い出しました。