1月のボルドー3連発に続いて、ボルドーワインを楽しんできました。開けたのは「ポイヤックの貴婦人」こと、シャトー・ピション・ラランド2002。とても楽しみです!

 

 

(写真)シャトー・ピション・ラランド2002。上品な金色のラベルが素敵。

 

 

 

シャトー・ピション・ラランドは個人的に大ファンのシャトー。ボルドーはポイヤック村の格付け第2級、スーパー・セカンドと称される素晴らしいワインです。4種類のぶどう(カベルネ・ソーヴィニョン、メルロ、カベルネ・フラン、プティ・ヴェルド)を使ってバランスの良い、膨よかな味わいが特徴です。大好きなワインということで、本ブログで、よく登場するシャトーです。

 

(参考)2020.1.18 シャトー・ピション・ラランド2000

https://ameblo.jp/franz2013/entry-12568265269.html

 

(参考)2020.11.28 シャトー・ピション・ラランド1995(BCJの最高のベートーベンの後で)

https://ameblo.jp/franz2013/entry-12641865188.html

 

 

 

色は美しいボルドー・ルージュ。中央はとても濃く、縁もまだ茶色やオレンジ色のニュアンスは出ておらず、ハッキリしています。まだまだ熟成に耐えうる、力強さを感じました。

 

香りは正にピション・ラランドという、甘くて丸い香りが抜群に香ってきます!フルーツやベリーが熟した香りが基調ですが、レーダーチャートだと大きくまん丸な形になるような、バランスが良く芳しい香り。一体どう表現したら良いのでしょうか?ずっと浸っていたくなる魅惑の香りです。

 

味はゴージャス!十分に熟成した旨味や甘さも感じますが、タンニンはまだ溶けきっておらず、力強さやボリューム感を大いに感じます。まるで美貌の貴婦人が、厚手のしっかりとした生地のドレスを着て、君臨しているかのよう、笑。

 

ボトルにはタンニンの名残りである檻がかなりありました。今でも飲めますが、きっと5年後にちょうど良くなることでしょう。さらには10年後も十分に持つと思いました。幸いなことに、あと3本あるので、2027年に次の1本を開けて判断しようと思います。

 

 

 

シャトー・ピション・ラランド2002、抜群に素晴らしいワインでした!今年は2002年のボルドーを飲んできていますが、最初のムートンはもう十分飲み頃と感じた一方、今回のピション・ラランドが一番タニックで、ピークはまだ先だと明確に感じました。

 

それぞれのシャトーの一般的なイメージからすると、逆だと思いますが、2002年の場合はこういう結果になるところが本当に面白い。やはりワインは実際に飲んでみないと分かりません。

 

 

 

 

 

ところで、今日は男性が一年で最もソワソワする日(笑)こと、バレンタイン・デーでしたね。みなさん、いかがでしたか?

 

チョコのお供はコーヒーや紅茶もいいですが、フランツ的にはブランデーかウイスキーがお勧め。あるいはベルギーの濃厚なトラピストビールもよく合うと思います。

 

女性が勇気を出して渡してくれた大切なチョコです。感謝の気持ちを込めて、存分に楽しみましょう!

 

 

(写真)バレンタイン・デーの季節で嬉しいのが、セブンイレブンのスイーツコーナーに登場する「とろける生チョコ」。これ、300円くらいですがかなり行ける!ウイスキーのお供としてコスパ最強!

 

この冬のシーズン、ピアノの練習を終えて、夜にウイスキーを楽しむ際に、もう10パックくらいはいただきました、笑。