(NY旅行記の続き)ニューヨーク4日目。この日も観劇が目白押しですが、まず朝にダコタ・ハウスを訪れました。

 

 

 

 

(写真)かつてレニーが住んでいたダコタ・ハウス。下は雰囲気のある装飾。

 

 

ダコタ・ハウス。国の史跡にも指定された高級アパートですが、私がこのアパートを観に来たのはそれが理由ではありません。レナード・バーンスタインがここに住んでいたからなんです!このアパートでレニーが生活し、数々の曲を書いていたことを想像すると、胸が熱くなるものがあります。

 

ダコタ・ハウスはリンカーン・センター、つまりはニューヨーク・フィルの本拠地エイヴリー・フィッシャー・ホール(現デビッド・ゲフィン・ホール)の近くにあります。ここなら仕事場にもすぐ行ける距離。リハーサルやって、1回家に帰れるくらい。頑張れば、コンサートの休憩時間にも帰れるかも?(笑)

 

とても立派なアパートで、ほとんど王宮のよう。入り口の門には警備の方がいましたが、観光客ととても気さくにやりとりしていました。観光客が次々に来ては写真を撮っていきます。ダコタ・ハウスはかつてジョン・レノンも住んでいましたが、ジョン・レノンが銃で撃たれてお亡くなりになった場所でもあります。

 

 

 

(写真)ダコタ・ハウスの目の前はセントラル・パーク

 

 

ダコタ・ハウスは目の前がセントラル・パークという非常にいい住環境にあります。レニーももしかして、朝早起きして、セントラル・パークを走ったりしたのかな?と思いましたが、全然そういう絵が思い浮かばない(笑)。

 

 

レニーが暮らしていた場所をバーンスタイン生誕100周年に訪れることができ、非常に感慨深かったです!

 

 

 

さて、時間は前後しますが、ダコタ・ハウスの前に、私がNYで最も好きなパンケーキのお店に行きました。古き良きアメリカの朝食を伝えるGood Enough to Eatです!ここは10年くらい前にもパンケーキを食べに来ましたが、それでパンケーキにはまったお店です。日本でパンケーキ・ブームが始まる前からのお気に入り。

 

 

 

 

(写真)お店とその前の風景。下の写真では、細かいですが雪が舞っています。

 

 

(写真)Good Enough to Eatのパンケーキ、バナナとクルミ添え。もの凄いボリューム!

 

 

雪降る中、20分前から並びましたが一番乗り。開店前には20人くらいの列ができました。近所のご家族がクリスマスのプレゼント交換をしていたり、ボストン帰りの男性がこのお店の素晴らしさを力説していたり、とても微笑ましい光景。

 

一番乗りだったので、窓際の雪の見えるいい席に案内していただきました。パンケーキは非常にボリュームがあって美味しい!日本に入ってきていない、希少価値のあるニューヨークのパンケーキの名店です。さあ、この日も美味しいパンケーキ食べて、素晴らしいスタートを切れたので、観劇に気合いを入れましょう!(続く)