ミュージカル/Once On This Islandを楽しんだ後、ニューヨーク旅行の初日の締めはジャズクラブのSMOKEです。

 

 

 

(写真)ジャズクラブSMOKE

 

 

ニューヨークのここのジャズクラブは以前から名前は聞いていて、一度行ってみたかったところです。「ニューヨーク・マガジン」のベスト・ジャズクラブに選ばれたこともあるそう。この日は遅くの23:00からの回があったので、ミュージカルの後でも間に合いました。いろいろなジャズクラブが集中するマンハッタン南のグリニッチ・ヴィレッジではなく、北のアッパー・ウエスト・サイドの106th. St.近くにあります。

 

SMOKEは40人くらいのこじんまりとしたお店。舞台もグランドピアノとドラムが乗ると目一杯の小さな舞台。距離がめちゃめちゃ近くて臨場感が半端ないです。

 

出演者はピアノのハロルド・メイバーンさんをリーダーとしたカルテット。構成はピアノ、ドラム、ベース、テナーサックス。非常に雰囲気のあるジャズです。ニューヨークで聴いている、ということもありますが、どうしてこんなに雰囲気があるのでしょう?特に走り出した時のノリが天下一品でした!

 

東京のナイトライフの思い出と紹介のあった曲や、サウンド・オブ・ミュージックのアレンジ、愛のコリーダのアレンジなど、非常に雰囲気のあるジャズ!テナーサックスがお休みして、トリオになる場面もありました。1曲1曲が長く、ソロの場面も延々と5分くらいやったり、聴き応え十分でした!

 

ハロルド・メイバーンさんに至っては左手で頰を付きながら、右手だけでピアノを弾く余裕の離れ業も!(笑) スタインウェイを見事に操っていました。

 

私、ジャズのアーティストのことは全然分かりませんが、ハロルド・メイバーンさん、御年82歳のレジェンドで、1月末から2月始めに丸の内のCOTTON CLUBにもトリオでご出演されるそうです!NYのジャズクラブの年末公演に出るくらいのビッグネームに東京に来ていただけるのは本当にありがたい限り。

 

(参考)Harold Mabern Quartet

https://www.youtube.com/watch?v=CtwwCsy-LOY (5分)

※Smoke Jazz Clubの公式動画より、セッションの様子の動画ですが、カルテットの雰囲気は十分伝わってきます。(注:この動画ではトランペットも加わっています。)

 

 

 

ニューヨーク入りしたばかりですが、初日から充実の展開!今回の旅行では、ジャズもいろいろ聴きに行きました。10年ぶりのニューヨーク。この際、いろいろ楽しみたいと思います。(続く)

 

 

 

 

(写真)素晴らしいジャズを聴きながらのお酒はもちろん大好きなマンハッタン。メニューにはマンハッタンVSOPとあって、特別なマンハッタンのようです。めっちゃ美味い!夜食はハムとチーズのクロケット。とても食べ応えあり!