(夏の旅行記の続き)夏の旅行は10日目、最終日を迎えました。ようやく最終日に到達!もう12月で冬ですよ?長かったな~(笑)。

 

感動のレハール/微笑みの国から一夜明け、この日は再び朝一番でザルツブルクに移動しました。

 

 

 

(写真)モーツァルトの住居

 

 

向かったのはモーツァルトの住居です。あれ!?フランツさん、昨年もここに来たような?はい、昨年も来ましたよ~。ここはたっぷりモーツァルトにひたれるところなので、モーツァルトが好きな私には、何度来ても飽きない場所なのです。昨年と重なるところもありますが、ごく簡単に印象に残ったことを。

 

◯最初の部屋のオルガンの展示。昨年感動して迂闊にも涙を流した、2台のオルガンによる魔笛。パパゲーノがグロッケンシュピールを鳴らすと、モノスタトスと手下たちがくるくる踊り始めるシーンの音楽(イアホンガイド7番)。これ好きなんですよね~。メルヘンの極致、また3回聴いてしまいました(笑)。これ聴きながら、この時点では8月だったので、この後、新国立劇場の魔笛が10月に観れる!とワクワクしました。

 

(参考)2018.10.6 モーツァルト/魔笛(新国立劇場)

https://ameblo.jp/franz2013/entry-12410306955.html

 

◯お隣の部屋。歌劇「牧人の王」のアミンタのアリア「あの人をぼくは愛そう、心変わりはすまい」(イアホンガイド8番)。私にとって2006年のザルツブルク音楽祭でアンネッテ・ダッシュさんのアミンタで聴いた思い出のアリアです。ザルツブルクで初演された、モーツァルトが19歳の時に書いた珠玉のオペラ。またどこかで観てみたい。

 

◯ミサ曲ハ短調の冒頭(イアホンガイド9番)が流れる中、モーツァルトの父レオポルトについて。レオポルトはモーツァルトに、おまえの才能は天賦のものであり、誰もが得られるものではない。音楽を通じて人々に与えなさい、ということを説いたそうです。立派な教えです。

 

◯モーツァルトが姉のナンネルに結婚生活についてアドバイスした内容。これが本当に秀逸なアドバイス!いったい何だと思いますか?モーツァルトは、夫にこう言えばいい、と勧めたそうです。

 

「あなた、昼はお好きにしなさい、でも、夜は私のものよ!」と。いかにもモーツァルトが言いそうな内容!(笑)

 

 

さて、モーツァルトの住居に来たということは?この後の展開はバレバレですが(笑)。ということで、ザルツブルク音楽祭のお楽しみ、モーツァルト・マチネへと向かいましょう!(続く)