素晴らしかったウィーン・コンツェントゥス・ムジクスのシューベルト尽くしのコンサート。翌朝はその余韻のもと、まずは小1時間ほどウィーンのまちを散歩しました。

 
(この記事はウィーンのまちをただ散歩した風景や印象、過去の思い出の、単なる振り返り記事です。音楽の記事にご興味のある方は、次回の記事をご覧いただければ幸いです。)

 

 

まずは市立公園に行きました。2015年1月にもここに来た記事を書いていますが、春に訪れると陽光が眩しく、鳥の声が賑やかにこだまして、この世の楽園かと思うような素晴らしさです。

 

さて、それでは、さっそく作曲家のみなさまにご挨拶と行きましょう!

 

 

 

(写真)ヨハン・シュトラウスⅡ世像。今年はウィーン・フィルのニューイヤー・コンサートに始まり、コルンゴルトがヨハン・シュトラウスⅡ世の音楽をアレンジして作った幻のオペレッタDas Lied Der Liebe、トヨタ・マスター・プレイヤーズ,ウィーンなど、ヨハン・シュトラウス・ファミリーのワルツやポルカの素晴らしい音楽を存分に楽しんできました。今回の旅でもワルツに痺れる瞬間が後で出てきます。

 

 

(写真)フランツ・レハール像。4月にクラウス・フロリアン・フォークトさんの素晴らしい「ほほえみの国」「パガニーニ」「ジュディッタ」を聴けました。フォークトさん、かなりレハールが好きみたいですよ~(笑)。

 

 

(写真)アントン・ブルックナー像。鳥が頭に止まりやすいのか、いつもまだら模様…。逆にそれだけ、鳥たちにも愛されている、ということでしょう。昨年、ヘルベルト・ブロムシュテットさんの素晴らしい7番を2回聴くことができたブルックナー。今月のパーヴォ・ヤルヴィ/N響の1番、10月のヘルベルト・ブロムシュテット/N響の9番も非常に楽しみです。

 

 

(写真)ロベルト・シュトルツ像。残念ながら、まだロベルト・シュトルツのオペレッタは1作品も観たことがありません…。どこかで上演しないものでしょうか?

 

 

(写真)フランツ・シューベルト像。昨日は珍しい交響曲第7番の全4楽章版を聴いたシューベルト。何と、今日も午後にシューベルトを聴く予定です。ウィーンでシューベルトを聴けるのは幸せ感いっぱいです!

 

 

 

 

 

 

(写真)公園の風景と鳥たち。作曲家たちに会えるだけでなく、非常に美しい公園です。ツンデレの鴨はこちらを振り向いてはくれませんでした。でも後ろ姿が眩しい(笑)。最後の写真は白鳥の水死体…、ではなく、珍しいお食事中のワンショット。

 

 

 

それでは、市立公園から王宮の方に歩いて行きましょう。Uバーン(地下鉄)で2駅ほどの距離です。ウィーンはそぞろ歩きが本当に楽しいまちです。

 

 

 

(写真)プラフッタ。牛肉を柔らかく煮込んだ、ターフェルシュピッツの名店です。西洋わさびを付けて食べると、さっぱりして本当に美味しい。

 

 

(写真)ディグラス。ここのコンディトライのケーキは抜群に美味しく、そばを通るとついつい立ち寄りたくなるお店です。

 

 

(写真)オズワルド&カルプ。ウィーン料理を楽しめるバイスルの名店。きらびやかなレストランもいいですが、こういうバイスル(フランスのビストロのようなお店)を開拓すると、ウィーンはもっと楽しくなります。

 

 

(写真)ツム・バジリスケン。親しみやすいマダムが切り盛りして、音楽も入る、雰囲気の良いレストランバー。私、新年の瞬間をここで迎えたことがあります。

 

 

(写真)フィグルミュラーに行く路地の看板。お皿が見えなくなる特大サイズのヴィーナーシュニッツェルで有名なお店です。

 

 

(写真)ウィーンの顔、シュテファン寺院。これは斜め後ろからのショット。

 

 

 

(写真)グラーベンとペスト記念柱。グラーベンはモーツァルトが一時期住んでたところです。記念柱は、中世で猛威を振るったペストが終結したのを神に感謝して作られたもの。

 

 

(写真)ユリウス・マインル。雰囲気のある玄関の、ウィーンを代表する高級デリカテッセン。オーストリア航空のコーヒーはここのものです。

 

 

(写真)コール・マルクト。いよいよ王宮が見えてきました!ここの名前は、かつて木炭(コール)の市場があったことに由来します。

 

 

(写真)コールマルクトにあるデメルの本店。ここを覗くと、例の猫の舌のチョコレートや美味しそうなケーキがズラッと並んでいて、とても楽しいです。

 

 

(写真)王宮のミヒャエル門。いよいよ目的地に着きました!

 

 

 

日曜の朝。王宮に来たのはもちろんあれに参加するためです。んん?あれって何?拙ブログにも登場したことのあるあれです、あれ(笑)。次回の記事で!