2013年の最後を素敵なジルヴェスター・コンサートで締めることができ、いよいよ2014年に入りました。この後の旅は観劇がないので、イタリアの観光地を巡ります。

 この日は、まずヴェネツィアからボローニャに移動し、ホテルに荷物を置いた後、すぐに列車で30分ほどのフェッラーラに向かいました。エステ家により発展した、ルネッサンスの華と言われる世界遺産のまちです。



(写真)エステンセ城。ルネッサンス文化の庇護者として名高いイザベッラ・デステが生まれたエステ家の居城です。赤レンガが印象的な大変立派なお城でした。


(写真)カテドラーレ。ライオンがバルコニーの柱を支えていますが、お疲れさまです…。中は大変華やかな雰囲気で、立派なフレスコ画があります。


(写真)市庁舎。門の両脇の像とバルコニーが印象的でした。


(写真)ヴォルテ通り。通りの両脇の建物をアーチ状の屋根付き渡り廊下が結ぶ風景が続きます。


(写真)コルプス・ドミニ修道院。ドニゼッティのオペラでも有名なルクレツィア・ボルジアのお墓があります。


(写真)ディアマンティ宮殿。カットされたダイヤのような大理石による独特のファサード。


 フェッラーラは美しい建物が数多くあり、大変雰囲気のあるまちでした。いつの日か、またゆっくり歩いてみたいと思いました。