(※記事を最初に公開した時点で、関俊彦さんを関智一さんと書き間違えていました。深くお詫びいたします。)
こんにちは、お久しぶりですますちです。
今回はタイトルで分かる通り、ある作品を紹介しいたいと思います。
それは、吉原理恵子さん著の『間の楔』です。
”あいだのくさび”ではありませんよ!”あいのくさび”です!
これは雑誌・JUNEに1986年12月から1987年10月までに連載され、1992年に文庫版が売り出されたBL小説です。
そして1992年8月と1994年5月にがOVAがリリース、1993年にはドラマCDが発売されました。
ところで今はBLジャンルのひとくくりなのですが、当時はBLとjuneというジャンルに分かれていたそうです。
juneとは、すれ違ったり、喧嘩したりして、そしてやっと両思いになるという、純愛系のBLのことを言うそうです。
ニコニコ大百科ではわかりやすく
BL→短期決戦型 june→長期戦
と書かれていましたwww
内容としては、
「ペットと主人。歪んだ関係でしか結びつけない、リキとイアソン。その間に存在するのがどんな感情であっても、お互いを意識せずにはいられない、惹かれ合わずにはいられない2人」
という感じです。
OVAは本当に素晴らしいです。
造られたのは1992年なので、なんと今から20年も前になるのです!!
そして私は生まれていませんww(1993年生まれです)
そして当時はまだBLなんてジャンルが世間にあまり受け入れられていなかったでしょう。
そのなかで、この作品はおそらく男同士の恋愛をアニメ映像として最初に出した作品だと思われます。
そして、今までぬるいBLを読んで育ってきた私は、初めてこのOVAを見たときに衝撃をうけました。
おそらく今BLのOVAとつくろうとしてもここまでのレベル、内容はつくれないです。
主役声優は、塩沢兼人さんと関俊彦さん。
最近はリメイク版は発売されたようですが、私は受け入れられません。
塩沢さんは2000年にお亡くなりになられた方です。
そのお声がもう新しく聞けないとなると本当に悲しいですが、
リメイク板はなんと声優さんがオールチェンジしているのです!
本編を見た方なら思うでしょうが、やはりこの作品は塩沢さんと関さんでないとダメなのです。
まぁとりあえずこの映像を見てください。
男の人も、これを見て”案外見れるかも”と思ったなら見るべきです。
絵柄古い~とか言ってると、素敵な作品には出会えませんよ。
↑これ20年前のものなんですよ!作画が素晴らしすぎますね。
この作品を知らずしてBLを語るべからず、とまでいわれるこの作品、
私も知ったのは最近のことですが、
今の腐女子、腐男子がこの作品をしらないというのがとても悲しいのです。
是非みてください。