現在個展開催中(atホワイトギャラリー)
パンダ絵師あごぱん個展「パンダ的解釈銀幕之図」

あごぱんちゃんのシリーズでも、やはり映画パロディは秀逸。
観方のひとつとしては、自分の好きな映画を見つけること。
そして場面を思い浮かべること。
その絵への思い入れや物語ってそういうとこから生まれるんだと思うんです。
現在ホワイトギャラリーで開催中(9/26明日まで!)。
映画好きにはかなりオススメ。そうじゃなくてもオススメです♪

私のお気に入りは「オペラ座の怪人」。
他にも「嵐を呼ぶ男」「ニューシネマパラダイス」
「太陽がいっぱい」「シザーハンズ」「バックトゥザフューチャー」などなど。
挙げればキリがありません(笑)
ピーターセラーズの「博士の異常な愛情」も、
明るいトーンの中に一枚だけモノクロで、素敵です。

オペラ座の怪人。大好きな映画です。
その劇中劇の劇中歌。
「The point of no return」
一番好きな場面です。
それが、あごぱんワールドになってました。
$ヒビノツヅリ(パンの店フランセ/鹿児島)
「もう既に引き返せない」
あまちゃんの逆回転とおんなじね(笑)



作品はもちろんだけど、
あごぱんちゃんの作品ひとつひとつに書いてるクレジットが面白い。
このアランドロン(パンダだけど)の絵には
「イチャイチャしやがって、チッ」と舌打ちが(笑)
$ヒビノツヅリ(パンの店フランセ/鹿児島)


「嵐を呼ぶ男」
石原裕次郎も近藤真彦も大好きです。
$ヒビノツヅリ(パンの店フランセ/鹿児島)
このシーンは、ドラムが叩けないようになるまで、
怪我をさせられた主人公が、それでもドラム合戦でかっこよく叩いて歌う見せ場。
音楽のシーンは最高。石原裕次郎はジャズ。マッチはロックでした。


「シザーハンズ」
$ヒビノツヅリ(パンの店フランセ/鹿児島)
ジョニーデップとティムバートンの、
今でも続く最高のカップリングの始まりの映画。
エドウッド、スウィーニートッド、アリス、チャーリーとチョコレート工場と、
毒々しさとユーモアが溢れた映画は、どこかせつなく実は真面目。
初期のものとはいえ、シザーハンズはその全てを併せ持つ傑作です。
そんな美しいラストシーンがあごぱん世界に。


「ニューシネマパラダイス」
$ヒビノツヅリ(パンの店フランセ/鹿児島)
先日、鹿児島、天文館パラダイスでも再上映がありました。
観に行きました!いつ観ても名作です。
映画好きな人々の心にいつまでも残るもの。
美しい音楽と美しい風景。そしてシネマの灯。
この、外壁に映写してしまう場面。とてもいいシーンです。



あごぱんちゃんの作品は、何度観ても楽しめます。
何度も観て、その度にいろんな「気付き」もあります。
$ヒビノツヅリ(パンの店フランセ/鹿児島)
ちょっとした遊び心に溢れた、
噂の草間彌生の登場や、某コマーシャルのパロディ。


「ゆうわくはご注意ください」って笑 
$ヒビノツヅリ(パンの店フランセ/鹿児島)

他にも、一匹だけ耳がしろいパンダが隠れていたり、
もうひとつひとつ観ていけば、一日じゃ足りない!!!

ここに紹介した画像は、すべて「一部分」です。
絵の全体像を是非、現場で確認してください!
写っていない部分の、描き込みは半端ない!量も楽しさも♪
何度でも言いますよ、現場で生で!ご鑑賞ください♪

そんな、あごぱんちゃん個展。
ついに明日(9月26日木曜日)まで。
土曜日からは「ひびのこづえ展」がはじまるホワイトギャラリー


そして10月には鹿児島出身(玉龍高校出身)の、
末吉陽子ちゃんの個展もあります。楽しみですね。