Fラン三十路オンナのシンガポール生活日記

Fラン三十路オンナのシンガポール生活日記

Fランでも、あって良かった卒業証明!シンガポールの就労ビザには大卒の学歴が必要らしい。

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前回かけなかった分をまたつらつら書いてみます。
前回は主に良いところばっかり書いたので、今回は逆に不便なとことか、日本のほうが良いなと思えることも書いてみます。

ネット通販が充実してない。
私、息子が生まれて以来、ほとんど買い物はネット通販でした。
Amazonや楽天や価格コムのお世話になりっぱなし。
欲しいものがほぼ何でも揃うし、店頭で買うより安いし、なおかつすぐ届く。
息子も大きくなり長時間外出できるようになってきたとはいえ、ちょろちょろ動き回る今、さらに買い物しづらい状況。
こんな時にAmazonやら楽天やらがあればどんなに良いだろうと思います。

レストランでサービス料。
この国、チップ文化がないので、レストランに行くとサービス料が取られます。
日本以外の国ではごくごく当たり前のことかも知れませんが、日本の生活に慣れきった私たちの感覚だと、食べただろう合計額と請求額にけっこうギャップがあり、あれ?こんなに頼んだっけ??と思うことがしばしば。

格差社会。
日本で普通に生活しているとそこまで格差があるようには思えないのですが、この国では日常から持てる者と持たざる者の生活を身近に見られるため、格差を感じます。
高級輸入車を乗り回してるその隣にインド人を何十人も荷台に載せたトラックが走ってたり。
着飾った夫婦の買い物にはメイドさんが荷物持ちとして付き添ってたり。
まず日本では目にかかれない風景に戸惑いを覚えます。

医療
シンガポールの医療レベルはむしろ高いほうだと思うのですが、問題なのが医療費。
シンガポールでは医療報酬を自由に決められるため、医療費が高額になりがちです。
特にうちは息子が頻繁に医者にかかるために、けっこうこの打撃は辛い・・・。
日本だと風邪で診断だとだいたい3,000円くらいが相場だと思いますが、こちらではローカルの病院でも5,000円くらい、日系のクリニックに行くと1万5千円くらい。
しかも日本にいる時には、乳幼児の医療費補助が受けられたので同じ医療機関であれば月額200円で診療してもらえたので、この違いはかなりの痛手・・・。
なんだかんだ言って、日本はまだ色んな保障が手厚いんだなぁ。

OL
日本のオフィス街でランチにいくとオジサンか若いOLしかいないという光景をよく目にしますが、こちらではそのような光景を見ることはまずありません。
なぜなら、オバチャンが多いのです!
日本の女性は結婚や出産を機に仕事を辞める人が多いですが、こちらでは働くのが当たり前。
まぁ、人の価値観はそれぞれですが、オジサンと若いOLばっかりの日本ってちょっと異常じゃないか。と感じずにはおれません。

また思いついたことがあれば書いていきます。
ぼちぼちですがまた更新しますよ~。
早いもので、シンガポール生活が6ヶ月目に突入しました!
というか、ここ3ヶ月全く更新できてないし。笑

それにしてもあっという間の5ヶ月間でした。
5ヶ月過ごしてみての感想など感じるところをつらつらと書いてみたいと思います。

ちょうど3月末に日本からダンナ&息子がこちらに引っ越してきました。
で、それ以降は一緒に生活してるわけですが、こっちでは子どもに優しい人が多い気がします。
道を歩いてても微笑みかけてくれたり、バスに乗っててもかまってくれたり。
私達が住んでるコンドの守衛さんもたいそうかわいがってくれて、色々話しかけてくれたり、お菓子をくれたり、ぐずってるときはあやしてくれたり。
こないだはホートパークという公園に行ったのですが、子連れで歩いていたところ、見ず知らずの若者にシャボン玉をもらい、その後また別の若者に風船をもらい、嬉しいサプライズの日でした。

あと、シンガポール飯は総じて美味しい。
私のお気に入りはラクサ、チキンライス、ヨンタオフー、フィッシュスープ、ロティプラタ、カヤトースト、フルーツジュース。ダンナのお気に入りはバクテー。
お店にもよりますが、今まで食べたこれらの物はおいしくて日本人の口に合うと思います。
そして安い!
フードコートに行ってもせいぜい5~8ドルでおなかいっぱい。ホーカーセンターに行くと3~5ドルもあればおなかいっぱい。
うちの近所のホーカーセンターではフレッシュフルーツジュースがなんと1.5ドル。
日本では考えられない安さに感動しまくり。

それから、シンガポールでは日本の製品も比較的容易に手に入ります。
ダイソーもあるし、日系スーパーや日系デパートもあるので、日本の食材とか調味料とかお菓子とかほとんど何でも手に入ります。
紀伊国屋書店やベスト電気などもあるし。
価格は3割増しくらいになりますが、日本と同じような生活を送ることもできる。
こういうところも日本人がシンガポールに住みやすい理由のひとつなんだと思う。

日本料理店もけっこう出店しており、寿司屋、カレー屋、吉牛、焼き肉、焼き鳥、居酒屋、ラーメン屋などけっこうバリエーションも豊富。今日もこれからもつ鍋を食べに行く予定。
日本食がないと生きていけなーい!という人もシンガポールなら生き延びれると思う。

あー。
もっと書きたいことあるけど、今日のところはここまで。
そろそろもつ鍋食べに行ってきます。
昨日、またひとつCCCを見学に行ってきたので記憶が薄れないうちにアップしておこうと思います。
行ってきたのはここ。

Pre-school By-The-Park
63 Shelford Road
Singapore 288453
TEL:6462-0180
http://bythepark.com.sg/

土曜日の10時にアポを取って訪問したものの、誰もいない。
おそるおそる中に入ってみるが、誰もいない。
中をくまなく探してみるも、誰もいない。
こんにちは~!誰かいませんか~?など叫んでみるも、誰もいない。
え??私、日にち間違えたかな??
と思い電話してみると呼び出し音の他に、建物の中からも電話の鳴る音がする。
誰も出ないと思ってたら誰かが電話に出たのでびっくりした。

電話に出た女性に事情を説明すると「ごめんなさいね~。」
と言いながらドアを開けてくれた。
実はもう入ってましたとは言えなかった。笑

出て来た女性は園長先生ではなく、今日たまたま土曜日勤務になった保育士の先生。
土曜日は一応保育できることになってるけど、誰も利用しないため、土曜日当番的な感じで1人だけ午前中に出てくるらしい。

早速園内を案内してもらう。
こちらは普通の民家を改装しているCCCで、3階建てになってます。
1階部分はちょうどtoddlersのクラスの部屋になっているとのこと。
現在toddlersには8~10人の子どもがいて2つのクラスに分かれており、先生は4人もいるそう。
かなりの少人数制!けっこう目が届くのではないでしょうか。
ちなみに欧米系の子どもが多いとのことで、ほとんどがHalf Dayの子ばっかりとのことでした。
午後からは2人くらいになってしまうそう・・・。
うちはFull Dayなので、午後から寂しくなってちょっとかわいそうかな・・・。

このtoddlersのクラスの部屋は小さな庭に面していて、ペットの亀なんかもいました。
英語のコーナー中国語のコーナーなどもありました。

また1階にはキッチンもあり、自家調理だそう。
メニューはパッと見せてもらっただけなので覚えてませんが、とにかくここのコックはサイコーなのよ!と保育士の先生はベタぼめしてました。

1階には他に演劇の部屋があり、ステージがしつらえてあったり、衣装クローゼットがあったり、壁が鏡になっていたりしました。
前に行ったとこもそうですが、シンガポールの幼児教育ではけっこう演劇に力を入れてるのかもしれません。

それから1階のエントランスのところには写真がいっぱい飾られていて、これはこういうイベントの時の写真で・・・と目をキラキラさせながら説明してくれる先生。子どもももちろんそうですが、保育士の先生も一緒になって心から楽しんでる様子が伝わってきました。
こういうのってけっこう重要な気がします。

2階はNursaryクラスでN1とN2に年齢(生まれ年)ごとに分かれています。マンダリンの部屋と英語の部屋というのがあり、それぞれのクラスが時間ごとに入れ替わって勉強したり遊んだりしているようです。マンダリンの部屋に置いている絵本は全て中国語、飾ってるポスターも中国語。英語の部屋は絵本も英語で色々な表示も英語でした。おもしろい。

この位の年齢になったら、毎日1人が交代で皆の前で発表を行うんだそうです。例えば、家からお気に入りの物を持ってきて、その物がいかに面白いか、とか、どうやって使うか、とかどんなところが好きか。ってことをお友達に発表するんだそうです。そういった場に慣れるというのはこの頃から大切だと思うし、将来きっと役に立つと思うの。と先生が言ってました。確かに簡単な発表ではあるけど、皆の前で自分の意見を発表するという経験を積めば大勢の前で話したり発表したりすることが苦にならなくなりそう。日本ではそういった機会はあまりないし、実際自分や回りを見渡しても発表とか、プレゼンとかが苦手な人が多いと思う。

3階に行く前に中2階みたいなとこがあり(中3階!?)そこはブロック遊び場になってました。そこはブロックだけのための部屋で、どの年齢の子でも遊べるようになってるそうです。小さい子は大きなブロック、大きい子は小さなブロックで思い思いに創造性を発揮して、色んな作品を作るのだとか。この前は○歳の女の子がこんな作品を作ってね~。と楽しそうに話す先生。本当に先生も楽しんでいるんだなぁ。

3階はKindergartenというクラスでK1とK2に年齢(生まれ年)ごとに分かれています。ここもマンダリンの部屋と英語の部屋がありました。うちの子にとってはだいぶ先の話だから、あんまりちゃんと見てなかったのですが、子どもたちが作った作品が飾られて賑やかな感じでした。

で、この辺まで説明をしてもらってる時に、害虫駆除の業者の人が来ました。害虫といってもGのほうではなく、蚊の駆除のようで、小さな園庭に蚊が出ないように、毎週土曜日に駆除をしているそうです。これが始まるとすごくスモーキーで騒いからこのあとはクイックに見ましょう。とのこと。

確かにこの駆除が始まるとモクモク白い煙が立ち上り、部屋の中にも匂いが。でもこれってどうなんでしょうか?確かに蚊はマラリヤやデング熱などの病気を媒介するので子どもは蚊にさされないに越したことはないのですが、逆に人間に害はないの!?というのがちょっと気になるところ。

その後1階に戻ってきて、色々と全盤的な話などを聞く事に。
子どもたちはSingaporeanのほかAustralian、Fench、German、Japanese、Koreanなど色んな国籍の子どもたちがいるそう。日本人の子も2人くらいいるらしい。
それから月1回、最終金曜日はイベントの日らしく、毎回違ったテーマで仮装するのだそう。子どもたちも先生もこの日をとても楽しみにしていて、どんな仮装にしようかとアイデアを練るのだそう。実際に沢山写真も飾ってあり、フルーツに仮装したり、サーカスの仮装をしたりととても楽しそう。時には親も参加するのだとか。
それから、一応制服はあるものの、遠足など園の外に行くときにだけ着用するんだそうです。Everyday is a special dayだから毎日同じ服を着るのではなく、毎日違う服を着ると。園の外に行く場合には見分けが付きやすいように制服を着る。子どもたちはその日だけ制服なので、むしろそれに特別感を感じるのだそうです。
遠足みたいな物だと思うのですが、Family Dayというのがあり、皆で消防署を見学に行ったりもするということでした。
この園での方針は遊びを通じて学ぶことだそうで、それはDirectorの方針に基づいているそう。そしてここの先生達はそのDirectorの考えをとてもrespectしているとのことでした。

園の様子はウェブサイトに沢山写真が掲載されているのでそこで雰囲気などは分かるかと。私の印象としては楽しそうな園だな~というのは感じました。でも施設面ではイマイチそう。民家を改装してるのですが、ちょっとボロいし、園庭も狭い。それなのに費用はけっこう高いのです。その理由は多分子ども1人あたりの先生の数が多かったり、アクティビティーが充実してるのでその費用だったりすると思うのですが。やっぱハードよりソフトですかねぇ?

費用についての資料ももらったので掲載したいと思います。

Toddler Half Day SGD 990 Full Day SGD 1250
N1-K2 Half Day SGD 950 Full Day SGD 1200

これが月々の保育料で、その他にも

Registration Fee SGD 150
Deposits SGD 400
1 set of uniform SGD 27
Insurance SGD 15/year
art bag SGD 10

あとはオプションもあり

Music Programme SGD 49.2/month

という感じです。
ここシンガポールではすっごく高いというわけではないですが、月々の固定費なだけに、ダイレクトに家計に響くのでちょっと身構えてしまいます。
前に見にいったとこの倍くらいの金額ですしね~。

あと、ウェブサイトに写真は沢山載ってますが、例によって外からの様子を撮ってきたので掲載します。

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