※イギリス議会下院の総選挙が7/4投開票され、野党・労働党が6割を超える大勝を収め、14年ぶりに政権が交代し、新たな首相に労働党のスターマー党首が就任しました。

 スターマー新首相は首相官邸で演説を行い、生活水準の改善や公共サービスの立て直しなどに全力を尽くす考えを強調するとともに、14年間の保守党政権下で生じた政治不信への解消にも取り組む方針を示しました。

 一方、スナク首相率いる与党・保守党は、トラス前首相のほか、シャップス国防相やチョーク法相などスナク政権の閣僚も相次いで落選し、選挙前に比べて議席数を200以上減らす厳しい結果となりました。

 長期にわたる政権を担う中で、国民を顧みず党内抗争に明けくれ、経済に大きなダメージをもたらした保守党に対して、国民の怒りが沸騰した形となりました。

 新たに誕生するスターマー政権には、変化を望む国民の厳しい視線が注がれます。

 外交では、ヨーロッパの安全保障環境が厳しさを増す中、NATO(北大西洋条約機構)に揺るぎない結束を示すとともに、2020年のEU(欧州連合)からの離脱で傷んだEUとの関係再構築を目指すとし、7/9開幕するNATO首脳会議で外交デビューする予定です。

 また、内政では、6月に発表したマニフェストで、変革への最初のステップとして以下6点の方針を示しています。
(① 経済の安定、② NHS(国民医療サービス)の待機時間短縮、③ 新しい国境警備組織の発足、④ 公営の再生可能エネルギー会社の設立、⑤ 反社会的行為の取り締まり強化、⑥ 教員6500人の増員)

 特に、物価上昇や家賃高騰、医療体制の混乱など、国民を直撃する課題についてどのように対応するか、注目されます。

*6/24 福祉医療委員会
(私からは、「女性特有のがん」について取り上げ、質疑しました。

 主な内容は以下のとおり。

 〇女性特有のがんには、乳がん、子宮体がん、子宮頸がん、卵巣がん、腟がん、外陰がん、子宮肉腫がある。

 このうち、最も罹患率が高いのは乳がんで、次いで子宮体がん、卵巣がん、子宮頸がんの順。

 一般的に、がんは高齢になるほど発症リスクが高まる一方、乳がんや子宮頸がんなどは20代から発症するケースも多く、女性特有のがんの発症は若年化している傾向にある。

 こうしたことから、早期発見と早期治療が肝心であり、そのためには、定期的ながん検診を受けることが重要。

 国は、早期発見により早期治療を図る二次予防としての検診の重要性を広く指摘しており、科学的根拠に基づき推奨されているがん検診が市町村主体で実施されている。

 ※特に、子宮頸がんの罹患は20歳代で上昇するため、この年齢層での検診受診率の向上は重要。
 子宮頸がんは無症状で、検診以外に発見するきっかけがないことから、積極的に検診の受診勧奨に努めるよう、県に対して要望しました。

 〇子宮頸がんはワクチン接種によって予防することができ、日本では現在、HPVワクチンが承認されており、定期接種の対象者は小学校6年生から高校1年生(12~16歳)までとされている。

 HPVワクチンは、2013年4月に定期接種化されたが、接種後の「多様な症状」の訴えにより、同年6月に「接種の積極的な勧奨」は一時中断された。

 しかし、専門家による検討において「多様な症状」とワクチン接種の関連性が明らかになっていないことや、海外でHPVワクチンによる子宮頸がんの予防効果が示されていることなどから、国は2022年4月から「積極勧奨」を再開し、積極勧奨が中断されていた期間(9年間)に接種機会を逃した、1997~2007年度生まれの女性に対しても、来年3月までを期限に無料で接種できる体制を整備している。

 HPVワクチンは6カ月の間に2~3回接種する必要があることから、積極勧奨が中断されていた期間に接種機会を逃した女性に対するキャッチアップ接種と、定期接種の最終学年である高校1年生が無料で接種するためには、今年9月までに初回接種しなければならない。

 女性の健康教育と婦人科系疾患の予防啓発活動を行う一般社団法人が毎年実施している「子宮頸がんとHPVワクチンに関する意識・実態調査2024」によれば、HPVワクチン接種の「積極的勧奨」再開を受け、「接種を希望しない・迷っている」人は3割以上おり、その理由として、「副反応を心配する」声や「信頼できる情報がない」といった声が目立つ。
 
 また、自治体が実施するHPVワクチンの啓発活動を、8割以上の人が「知らない」と答えている。

 HPVワクチン接種に当たっては、ワクチンに関する正しい理解を深めてもらい、その上で検討・判断してもらうことが重要。

 ※子宮頸がんの重篤性(25~40歳の女性がん死亡数2位であり、子供を残して亡くなるケースが多いことからマザーキラーと呼ばれている)、加えて、HPVワクチンの有用性と安全性の根拠、副反応とその際の対処方法(協力医療機関の紹介、健康被害救済制度の周知)についての十分な情報を提供するよう、県に対して要望しました)

 

 



*6/28 知立市表彰式
(市に貢献された人や特に功績が顕著な人などに対し、その功績を称え、市政功労者表彰・一般表彰・感謝状の贈呈がなされました。

 なお、受賞された皆さんについては毎年、広報ちりゅうにて掲載されます。

 受賞者の皆さんには心から敬意を表し、感謝申し上げます。

 直接、壇上から敬意と謝意を申し上げたかったのですが、残念ながら、祝辞を述べる機会はありませんでした)

 

 



→ 愛知教育大学同窓会三河地区会知立支部総会・歓送迎会
(知立の教育現場を担う中核的な存在である先生方を数多く輩出する愛教大出身の先生方の同窓会総会に出席しました。

 その同窓会総会を通じて、チーム学校の大切な教員仲間で結束して子供たちに向き合っていくという、学校教師としての矜持を感じました。

 数々の教育改革がなされる中で、私もこれからの教育を通じて、子供たちの確かな将来をつくる責務をしっかりと担ってまいります)

 

 

退職者

 

新・転入者
 

ゴスペルサークル


*6/30 ソフトバレーボール大会
(ソフトとは名ばかりで、ハードな試合展開にいつも驚かされます。

 チームワークの良さは日頃の練習を通じたコミニュケーションの良さに比例します。

 知立市の政治行政にも等しくあてはまることだと実感しました)

 

 



→ 茅の輪くぐり
(夏越の大祓と呼ばれ、茅の輪をくぐると、今年前半の間に身についた厄災や穢れが落ちて心身が清らかになり、後半も無病息災で過ごせると言われています。

 茅の輪の基本的なくぐり方は、茅の輪の正面に立って一礼し、ご神歌「水無月の 夏越の祓する人は 千歳の命 延ぶと云うなり」を唱えながら左足でまたいで左まわり → 正面に戻って一礼し、ご神歌を唱えながら右足でまたいで右まわり → 正面に戻って一礼し、ご神歌を唱えながら左足でまたいで左まわり → 正面に戻って一礼し、左足でまたいで茅の輪をくぐり、そのまま神社にお参りするという順番で、8の字を描くように三度回って四度くぐるのだそうです。

 梅雨時は気候も安定せず、身体がまだ高温多湿に順応できていないタイミングで急に気温が上がったり、蒸し暑くなったりすると、熱中症発生のリスクが高まります。
 
 熱中症予防の基本は、暑さを避けることと、こまめに水分を補給すること、加えて、日頃から、睡眠や食事をしっかりとって、規則正しい生活を送ることで、体調を整えることが重要です)

 

 

 

 

 

 

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