※6/6、政治資金規正法の一部を改正する法律案が、自民党、公明党、日本維新の会などの賛成多数で衆議院を通過しました。
自民党派閥の政治資金パーティーを巡る裏金事件をきっかけにクローズアップされた「政策活動費」が、今回の規正法改正における焦点の一つとなっています。
政策活動費について、自民党は「役職者の職責に応じて支給される、党から議員個人に対する支出」と説明し、実際、党内を仕切る幹事長や政調会長など党幹部らに傾斜配分して毎年億単位の支出がなされていますが、その使途は公開されてきませんでした。
一方、立憲民主党や国民民主党は過去に政策活動費を支出したものの現在では支出しておらず、公明党は以前から支出していません。
今回、自民党が日本維新の会と合意した政策活動費の内容は、「政党から政治家個人への寄付の特例を廃止の上、年間の使用上限を設定し、10年後に領収書、明細書等とともにその使用状況を公開すること」としていますが、具体的な公開の方法については今後検討していくこととされています。
つまり、領収書等の公開について、「なぜ10年後なのか」、「どのように公開するのか」、「公開しなかった場合に罰則はあるのか」はまだ決まっておらず、そもそも、ブラックボックスと批判されてきた政策活動費が「何に使われてきたのか」、「なぜ、存続させる必要があるのか」という根本的な議論も十分でなく、国民の不信感を払拭するには程遠いと言わざるを得ません。
また、国民の厳しい目は、政治資金の不記載は違法であるにもかかわらず、多額の不記載をしていた何十人もの国会議員だけでなく、地方議員を含むすべての政治家による政治資金の取扱いに向けられていることを、当事者は皆、自覚しなければなりません。
*5/27 名古屋三河道路推進協議会
(名古屋三河道路は、知多地域と西三河地域を東西に貫く高規格道路であり、伊勢湾岸自動車道とのダブルネットワーク機能によって国土強靱化に資する重要な道路です。
国によって、2022年3月に「西知多道路~名豊道路」までが優先整備区間に設定され、4月に「重要物流道路」に指定されたことから、本県では、概略ルート並びに構造の検討を進めています。
中部国際空港や名古屋港を擁する知多地域と、一大産業集積地域ある西三河地域を結ぶ高規格道路がないことによる損失は大なるものがあり、早期実現に向けて、協議会を始めとするすべての関係者と力を合わせてまいります)
*5/30 安城知立防犯協会連合会定例総会
(2023年中(確定値)の愛知県内における刑法犯認知件数は46,832件で、前年に比べ5,584件(13.5%)増加しており、47都道府県のうち4番目の多さとなりました。
犯罪別で見ると、本県では「窃盗」が全体の7割弱を占め、うち「住宅侵入盗」「自動車盗」ともに全国ワースト2位。
県警によれば、住宅侵入盗が多い理由として、全国4位の人口規模(約747万人)のほか、全国2位の県民所得(1人当たり342万円)の高さ、逃走しやすい充実した交通網があること、自動車盗が多い理由として、自動車の保有台数が全国最多(約538万台)をで、狙われやすいランドクルーザーやレクサスなどの保有者も多いことなどを挙げています。
また、「特殊詐欺」も全国ワースト4位であり、安城知立地域でも同様の傾向が見られることから、更なる治安向上に向けた新たな取組が必要となります。
県警察、自治体、住民の皆さんと三位一体で事態の改善を目指すことを決議しました)
*5/31 かとれあ福祉ネット定期総会
(かとれあワークスは作業所型の地域活動支援センターであり、精神疾患を持つ皆さんが従事している内職の中には自動車部品や月刊誌の付録などがあり、自主製品として小物づくりにも力を入れています。
落ち着いて丁寧に仕上げていく様子に感心します。
成年後見制度や公共交通機関の割引制度の充実などの政策制度の実現に尽力されながら、現在、親の高齢化などの新たな課題に直面されています。
障害のある人もない人も等しく地域で自分らしく暮らせるためには、地域の理解と行政施策の充実が必要不可欠です。
彼らの日々の居場所とやり甲斐、収入の拡充をしっかりと支援していまいります)
タオル人形(かとれあワークス手作り小物)
*6/1 ホームステイ交流会
(国際交流協会の親善ボランティアの皆さんによる、愛知教育大学留学生を自宅に招くホームステイ体験を前に交流会が開かれ、参加してきました。
ボールゲームやダンスなどで楽しく盛り上がり、受入れ先の日本人ご家族と留学生はすっかり仲良くされていました。
私もかつてベトナム人留学生を受け入れましたが、今もその縁は続き、(SNSを通じて)彼らの活躍ぶりを楽しみにし、励みにしています。
その上で実感するのは、一生続くであろう絆が短期間のホームステイによって結ばれるのは、彼らの純粋さとホストファミリーの寛容さゆえだと思います。
こうした国際的な一期一会の意義を考える時、長らく(12年間)途絶えている市内中学生の海外派遣の再開についても議論されるべきと思います)
*6/2 文化講演会
(「文楽の魅力と知立山車文楽との関わり」と題して、五代目豊松清十郎先生(文楽人形遣い)による講演を拝聴しました。
五代目清十郎さんが文楽人形遣いの道に入ったのは12歳の時だったそうです。
以来、一筋に道を究めてこられた五代目は、自らを不器用だと語っておられました。
五代目が四代目に付いて知立を訪ねたのは45年程前に遡り、当時、知立山車文楽の後継者不足に陥ったため、その立て直しに四代目が指導役を依頼されたのがきっかけだったそうです。
更にその昔、二代目が知立と関わりがあったことが分かっており、文楽を愛する知立の人形遣いと豊松清十郎氏との絆の深さを改めて実感することができました)
→ 逢妻フェスティバル
(天候不順のため、予定されていた子ども神輿の巡行は取り止めとなりましたが、公民館の軒下に展示された御神輿の横で子どもたちが楽しそうに太鼓を叩いて賑わっていました。
かねてより逢妻町さんは、防災運動会然り、趣向を凝らした町内会行事を企画され、沢山の町民の皆さんの参加によって賑やかに実施されており、三世代に渡る住民同士の融和と結束が強いと感じます。
公民館では美味しいお菓子とお抹茶をいただきながら、町内会役員の皆さんと暫し色んな話ができました)
→ ハートフルコンサート2024
(「My Favorite」をテーマに、「Children of Sanchez」や「Copacabana」など、レパートリーも豊かに知立市吹奏楽団の安定感のある演奏に聞き入りました。
小学校時代に鼓笛隊に所属して合奏の醍醐味を経験していたので、楽団の演奏を聴くたびに当時の記憶がよみがえってきます。
アンコールも含めて、最後まで会場は熱気に包まれ、楽しい時間を過ごすことが出来ました)
→ 知立山車文楽保存会総会
(知立市に残る山車文楽は、重要無形民俗文化財にしてされています。
現存する史料「中町祭礼帳」を紐解きますと、江戸時代中期から人形浄瑠璃やからくり芝居が行われていたことが分かります。
知立神社の祭礼の際に奉納される山車は二層構造となっており、一層目の前戸屋(まえどんや)と呼ばれる所に三味線と太夫が陣取り、人形浄瑠璃はその前に舞台を引き出して三人遣いで演じられるのが特徴です。
三味線と太夫、人形遣いによる保存会の皆さんは、数ある外題を習得するため日々稽古に励んでおられ、知立に受け継がれる伝統芸能を守ってくださっています。
このたび、長年にわたって会長職を務められた加藤さんが勇退され、矢野さんに襷が渡されました。
またこの間、義太夫会の師匠であった豊澤千賀龍さんが百寿で逝去されました。
生前、「地元で語りと三味線弾きを育てなければ」と後進の指導に熱心に取り組んでおられた姿が思い起こされ、お陰様で芽が吹いてきた現状に頭が下がる思いがします。
本当にありがとうございました)
左:加藤敞三前会長、右:板倉ミチ師匠
故豊澤千賀龍師匠
#知立市知能犯前年比114パーセント車上ねらい300パーセント