※ハラスメントが横行する時代となり、政治分野も例外ではなく、この間に様々な事案が明るみとなっています。

 先頃、岐阜県と愛知県で3町の首長が職員へのハラスメント行為を指摘され、相次いで辞職しました。

 当事者である首長は問題発覚直後の記者会見当時、ハラスメント行為の一部を認めるだけだったものの、その後、町が第三者委員会を設置し調査した結果、多くのハラスメント行為が明らかとなりました。

 この調査報告書からは、ハラスメントが繰り返されるうちに、役所全体に声を挙げられない雰囲気が蔓延し、職員は、人事での不利益な扱いを恐れて告発できず、ハラスメントを認識している管理職も動かず、組織全体が萎縮していったことが分かります。

 同報告書では加えて、首長が職員を威圧し、事業や公契約に自分の意向を反映させることを繰り返すうちに、職員が忖度するようになったとも指摘しています。

 また、地方自治に詳しい専門家によれば、これら3町の地元背景として、いずれも都市部に隣接したベッドタウンで、住民の地元への関心が決して高くなく、したがって選挙における投票率もおのずと低くなるため、大関心事であるはずの地元の首長を選ぶという選挙において住民のチェックが働きづらったのではないかと分析しています。

 さらに、一見すると「いい首長」と感じても、首長の側は都合の悪い部分をあの手この手で隠し覆すため、その内側に隠された「裏の姿」は見えづらく、したがってそうした不正直な首長に審判を下す上で欠かせないのが住民の側のリテラシーだと指摘しています。

 ハラスメントは社会から一掃しなければならない課題であり、住民のチェックの下で選ばれた新しい首長が率先して、対策と意識改革に努めなければなりません。

 もとより、新しい首長も住民も、自身の言動が他者の心や人格を傷つけ、場合によっては命さえ脅かす恐れがあることを自覚することは何より重要です。
 

*5/21 安城特別支援学校高等部体育祭
(初夏の日光が照り付ける中、皆張り切って競技に熱中していました。

 得意不得意を超えて、学年ごとに睦まじく結束している様子に頼もしさを感じました。

 学校生活を通じて社会性や協調性を身に着けて、卒業後のライフステージにおいても活躍できるよう彼らを応援したいと思います)

 


→ 知立市危険物安全協会総会
(各事業所における危険物安全取扱の責任を負う皆さんによる危安協総会に参加しました。

 私もゼネコン勤務時代の事故対応の経験から、労働災害を防ぐには、その発生原因である①不安全状態(物的要因)と、②不安全行動(人的要因)を排除することが不可欠であると考えます。

 ①不安全状態の改善には、現場の5S(整理・整頓・清掃・清潔・しつけ)の徹底が必要であり、②不安全行動の改善には、日頃のヒヤリハットを見逃さず、KYK(危険予知活動)によって危険の見える化を図ることが必要であり、その連続が無事故、無火災の基本であるという認識の下、その責任を担う参加事業所の皆さんと、ヒューマンエラーについて有意義な意見交換ができました)

 



*5/22 臨時愛知県議会
(既報のとおりの補正予算=一般会計1億4,966万余円をはじめ、損害賠償の額の決定及び和解について、加えて、収用委員の選任案件など計8議案について、審議の結果、可決・承認、同意しました。

 円安進行と原油高による物価高が、中小企業の事業経営や家計の重石となっています。

 引続き、6月定例愛知県議会に向けて、関係行政当局と協議し、経済及び生活実態に即応した実効策を働き掛けてまいりたいと思います)

 

 



*5/23 知立市商工会通常総代会
(地元経済界の皆さんが一堂に会する情報交換の機会に出席しました。

 当日、私からは、完成が見えてきた県が進める知立駅付近連続立体交差事業と同時並走して市が進めなければならない、駅南区画整理事業や駅前市営駐車場を含む西新地地区の再開発事業に触れ、その事業効果が真に市民の幸せと笑顔に直結するものでなけなければならず、市の力点が事業の遂行(着手時期や規模など)に偏りがちであることから、市民が求める目的(働く、学ぶ、買う、食べるなど)が叶う魅力的な街づくりが為されなければならない旨説明しました。

 市には、知立市を本当に住みよいまちにするための重要なパートナーとして、商工会をはじめとする経済界や、県と名古屋鉄道などのステークホルダーとの柔軟な意思疎通を強く求めたいと思います)

 

 



→ 愛知県行政書士会碧海支部定時総会
(行政書士の皆さんの年次総会に出掛けました。

 日頃から生活者目線で役所に提出する書類などを正確かつ迅速に作成するとともに、法律、政令、条例、規則などを体系的に把握して、役所の無理解や未熟知による申請不受理を正すなど、市民の生活上の利益を守ってくださっています。

 法律や条例の趣旨を理解すれば、無闇に門前払いできないはずのところ、得てして役所は無理解で安直に判断しがちです。

 担当職員の誤った解釈を正し、あるいは正しい解釈に読み替えるよう促すこと日常茶飯事で、依然として、通常の住民サービスにおいてさえ、市民の視点に立って考えるという基本姿勢が守られていない自治体は厳に正さなければなりません)

 



*5/24 知立小学校交通安全少年団運営指導協議会 → 知立小学校あんしんサポート隊総会
(子どもたちの登下校時における交通安全対策をPTAと学区町内会、あんしんサポート隊の皆さんとそれぞれ協議しました。

 三河線豊田方面の仮線切り替えや関連する道路整備によって、関係する子供たちの通学路変更が余儀なくされる中、安全で合理的な順路と、それに必要な交通安全対策(歩道や歩行者用信号の設置など)を取りまとめました。

 地域、学校、市当局、県警察とともに、改善に向けて力を尽くします)

 

 


*5/26 知立市水防訓練
(逢妻川河川敷で行われた訓練を視察しました。

 毎年5月に猿渡川と交代で実施されている水防訓練ですが、毎年9月に実施される知立市総合防災訓練と同様、市から情報提供がない中、県管理河川における災害を想定した訓練とあって、様子を伺いに出掛けました。

 現地では、土のう工法訓練、資機材取扱訓練などが行われていました。

 なお、逢妻川に関しては愛知県として、知立市の要望もある中で、越水の危険性を除去するため、河川改修として河道拡幅や河床掘削などを進め、併せて、排水機場や貯留浸透施設の整備、ため池や防災調整池の保全を進めてきましたが、今年度も、引き続き流域全体の安全度向上を図る対策を講じていきます。

 なお、今後も適時、河川巡視を行い、適切な河川管理を行うよう、県当局に働きかけます)

 

 

 



→ 知立市身体障害者福祉協議会定期総会
(身障会の皆さんの総会に出席しました。

 出席された皆さんとは積もる話に花が咲きました。

 令和3年に改正された障害者差別解消法により、今年4/1から事業者による障害のある人への合理的配慮の提供が義務化されました。

 この合理的配慮の提供に当たっては、社会的なバリアを取り除くために必要な対応について、障害のある方と事業者が対話を重ね、共に解決策を検討していくことが重要です。

 現実社会ではこれまで、障害のある方に対する無理解、無関心、不寛容など心のバリア(壁)から生じている、物理的、制度的、文化情報面などの社会的なバリアが存在していました。

 知立市を本当に住みよいまちにするためには、障害の有無、男女の区別、年齢、人種などに関わらず、多様な人々を思いやる心のバリアフリーを広げる取組が急がれます)

 



→ 献血協力
(知立ライオンズクラブさんが活動の柱の一つとして、献血バスを定期的に配車して下さっており、今回はアピタ知立店に出掛けました。

 愛知県内における現在の献血状況は、400mL献血においてA型がひっ迫、O型とAB型がややひっ迫しているそうです。

 多くの協力者の皆さんがひとりでも多くの命を救いたいという篤い思いで、列を成しつつ温かく協力されていました。

 順番待ちの間には馴染みの方々と政治談議を交わすことができ、今秋の市長選に話が及んでは、様々に激励いただきました)

 



→ 淡菖会発表会
(遊び歌・祝い歌・仕事歌・酒盛り歌など口承によって唄い継がれてきた民謡は聞き応えがあります。

 賑々しく盛り沢山の演目が披露され、知立に根付く文化の厚みを実感しました)

 

 



→ かぐら会・からくり人形実演・拓本展
(花しょうぶまつりで賑わう知立神社境内の神楽殿では、威勢の良い篠笛と太鼓による神楽囃子にのせて巫女舞が披露されました。

 可愛らしい巫女さんたちの舞に、暫し時間を忘れて見入りました。

 さぞや稽古を繰り返されたとあって、素晴らしい舞と演奏でした。
 
 当日の神社の洋間では、西町絡繰連の皆さんによるからくりも披露されました。今回の演目は「一の谷合戦」でした。

 その操り方はすべて糸によるものであり、劇中の立ち回りや変身などのからくり芸は、見事の一言に尽きます。

 文化財である伝統芸能の継承に若手の操り師も加わって、一層力を入れておみえでした。

 続いて、洋間横にて、ひょうたんと拓本の展示を拝見しました。

 拓本は、以前に体験させていただいたことがあるのですが、タンポで墨打ちを行って写し取ります。

 各地の石碑などを探し求め、全国に出掛けておられるようです) 

 

 

 

 

#社会の一員として心豊かに力強く生きる児童生徒を育てる

#次世代へつなごう無事故と青い地球

#令和6年度愛知県一般会計補正予算

#損害賠償の額の決定及び和解について

#市長や市議らによる商工会長挿げ替え工作

#法務と実務のスペシャリスト

#思いやりの心を大切にする豊かな人間づくり

#子どもたちが安全に安心して過ごすことができる町づくり

#障害のある人もない人も誰もが共に暮らせる社会

#災害対策基本法及び水防法並びに知立市水防計画

#平家物語

#民謡