※3/8、少年ジャンプ(集英社)の公式サイトにおいて、「Dr.スランプ」などのヒット作品を生んだ漫画家鳥山明さんの訃報が発表されました。

 鳥山さんが手掛けた作品は世界中で広く愛され、マンガ史に残るその功績は誰もが知るところであり、早過ぎる死を悼む声が各方面から上がっています。

 少年ジャンプ黄金期に少年時代を過ごした私は、数々の流行作品の中でも、キャラクターがポップなデザインで空前のブームとなった「Dr.スランプ」が印象深く、テレビアニメ化後、主人公のアラレちゃんの黒縁丸メガネを掛け、「んちゃ」「バイちゃ」などのアラレちゃん語を使う女子が急増した当時を懐かしく思い出します。

 鳥山さんの姿がベールに包まれていただけに、清須市の出身、山内一弘さん(元中日ドラゴンズ監督)も輩出した起工業高校(尾州織物の発展を目的に開校した同校卒業生は繊維どころの一宮市界隈にたくさん住まわれていた)卒業というだけで、勝手に親近感を抱いていました。

 また、鳥山さんも来店したという「あいうえお」(当時は塩釜口にあった)には、私も学生時代によく通ったものです。

 ヒットに惑わされず、謙虚に創作に取り組む姿勢を貫いた結果、マンガやゲームをはじめ、世界中に数多くの名作を届けたクリエーターとして最高峰に到達した鳥山さん。

「大きな仕事とか小さな仕事とかそういうことには関心がない。楽しい仕事をやる」

 鳥山さんの残した言葉を前に、仕事をする上で前向きであることの大事さを改めて実感しています。

 心からご冥福をお祈りいたします。

*3/6~8 定例愛知県議会本会議
(本会議にて、私は「社会的養護自立支援事業費」について取り上げ、質疑しました。

 ケアリーバーとは、児童養護施設や里親などの社会的養護のケアから離れた子ども・若者のことを指す。

 全国で約42,000人の子どもや若者が何らかの理由で保護者と一緒に暮らせず、施設や里親の元で生活をしており、高校卒業などのタイミングで自立を求められる。
 現在では、児童養護施設や里親の元で暮らせるのは原則18歳未満、最長でも22歳に達する年度の末日までとされ、全国で毎年約4,000人が自立生活を始め、ケアリーバーとなっている。

 このケアリーバーの実態を把握するため、厚生労働省は、令和2年度に全国調査(※1)を実施。

 その結果によれば、児童養護施設や里親の元から離れた子どもや若者のうち、51.7%が「ひとり暮らし」をしており、月々の収支バランスが「支出のほうが多い」と回答した割合が22.9%。

 「暮らしで困っていること」を尋ねると、「生活費や学費」が33.6%で最も多く、以下、「将来のこと」、「仕事のこと」、「人間関係のこと」などが続く。

 そこで、「今後利用してみたいサポートやサービス」を尋ねると、「金銭面に関する支援」が29.0%で最も多く、次いで「住居や食料に関する支援」が26.7%。

 自立後の厳しい現実や課題が浮き彫りとなった。

 こうした実態を踏まえ、改正児童福祉法は本年4月に施行される。

 まず、家庭で暮らすことができない中学卒業以降の子どもや若者に対し、住まいの提供や自立支援を行う「児童自立生活援助事業」では、22歳に達する年度の末日までの年齢制限や、教育機関への在籍といった援助の対象者の要件が緩和され、都道府県が必要と判断する時点まで支援を継続できるようになる。

 加えて、自立後のサポート強化のため、相談や当事者同士の交流ができる拠点を整備する「社会的養護自立支援拠点事業」も児童福祉法に位置付けられた。

 ※1「児童養護施設等への入所措置や里親委託等が解除された者の実態把握に関する全国調査」

 本県では、毎年約180人が県内の施設を退所しているが、このうち70人程度は家庭に戻らず、自立生活を始める。

 このため、平成30年度から、尾張福祉相談センターに支援コーディネーターと生活相談支援担当職員を置き、本年度から、西三河福祉相談センターにも同様に配置して担当地域を分け、退所を控えた入所児童に対して継続支援計画を作成するとともに、支援を必要とするケアリーバーに対する相談支援を行っている。

 様々な理由で親に頼れない子どもたちの自立を支援をしているNPO法人によれば、ケアリーバーは、就職3年目には約6割が離職するという。
 ケアリーバーの就労支援の難しさは、その高い離職率と、離職後の立て直しにあると指摘している。

 例えば、生活を安定させるため、社員寮のある職場を選ぶケースが多いものの、実親に頼れないケアリーバーは、離職すると住居がなくなり、生活が急激に不安定化する。

 先に紹介した全国調査では、「回答用紙の自由記入欄」に、「自分のやりたい仕事が分からない」、「仕事を止めたくても、金銭的に頼れる人がいない中で決断できない」などの悩みが書かれており、「困ったことがあった時の相談相手」を尋ねると、「施設の(元)職員」が37.1%で最も多い。

 ケアリーバーが自立後の就労を巡って悩みや不安を抱えながら、実親に頼れないという問題の深刻さを表している。

 一方、施設職員や里親家庭は、就労継続を支えるための専門知識に乏しく、十分に支援できないこともある。

 今回の法改正によって、自立支援の年齢制限が撤廃された点などは評価できる一方、課題も残る。

 ケアリーバーの中には、自ら相談に行くことができない若者もいる。

 ケアリーバーへの訪問支援(、いわゆるアウトリーチ)の拡充が必要。
 相談窓口を設置してケアリーバーを待つだけでなく、退所者の居所を訪ねて現状を把握し、必要に応じて支援できる体制を整えるべき。

 〇県に対して、個々のニーズにあった切れ目のない支援を継続していくため、ケアリーバーが安心して支援者に相談でき、必要な時に社会資源とつながり続けられる仕組みの拡充を要望しました)

 

 

 

 

 

3/6

 

 

3/7

 

 

3/8

*3/9 入会地ギャラリー展
(パティオ知立にて、A:中日写真協会刈谷支部作品展、B:中日写真協会アイシン支部作品展、C:中日写真協会知立支部作品展に出掛けてきました。

 馴染みの方にも複数お会い出来、作品撮影時の苦労話や改善点などをお聞きしながら、全作品を隈なく見て回りました)

 

知立支部

 

アイシン支部

 


刈谷支部


*3/10 月釜
(宗偏流原田宗佳先生の心づくしのおもてなしに春の訪れを感じながら、美味しいお抹茶を戴きました。

 小春日和の昼下がりを暫し時間を忘れて楽しめました)

→ 令和5年度町内会役員・各種団体役員反省会
(区長さんの卓越したリーダーシップと役員の皆さんの熱心なご協力によって、コロナ禍明けの年間行事をフルに開催され、楽しい1年でした。

 大所帯の上重原町さんですが、市内随一のまとまりの良さは町民の皆さんの素朴な優しさと誠実さゆえと実感します。

 近所のよしみは心強いもので、いつも気に掛けてくださる町内の皆さんには感謝しかありません)

 

 


 

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