※8/15は、我が国において一般的に、「日本が無条件降伏をしたことで第二次世界大戦が終結した日」として、「終戦記念日」と称されています。


 その法的根拠は、1963年池田勇人内閣で閣議決定された「全国戦没者追悼式実施要項」であり、正式名称の「戦没者を追悼し平和を祈念する日」は、1982年鈴木善幸内閣で閣議決定されています。

 1945年のこの日(8/15)の正午、昭和天皇がラジオを通じて国民に対し、戦争に負けたことを告げました。

 堪ヘ難キヲ堪ヘ忍ヒ難キヲ忍ヒ以テ万世ノ為ニ太平ヲ開カムト欲ス。

 玉音放送の中では、連合国側が日本に降伏を勧告し、戦後処理の方針を示したポツダム宣言を受諾することも触れられています。

 一方、一般的に海外では9/2を「戦争終結の日」として位置付け、「対日戦勝記念日」としています。

 それは、1945年のこの日(9/2)、東京湾に浮かぶ米戦艦ミズーリ号上にて、降伏文書の調印式が行われ、第二次世界大戦が正式に終結したことをもってしています。

 日本からは、天皇と政府の代理として重光葵外務大臣、軍代表として梅津美治郎参謀総長が出席し署名した調印式は、僅か23分で終了しました。

 さて、1945/8/15、この日の朝刊は、いつものように早朝に配られることはありませんでした。

 この日の正午にラジオで流される昭和天皇の玉音放送が終わるまで、朝刊を配達してはならないとの通達が出されていたためです。

 そして、この日の午後1時以降に配られた新聞各紙朝刊は一様に、いわゆる「終戦の勅書」を掲載しています。

 讀売報知新聞の一面見出しは「戦争終結へ聖断・大詔渙發す」、社説見出しは「大御心に帰一せん」。

 毎日新聞の一面見出しは「聖断拝し大東亜戦終結」、社説見出しは「過去を肝に銘し前途を見よ」。

 朝日新聞の一面見出しは「戦争終結の大詔渙發さる」、社説見出しは「一億相哭の秋」。

 産業経済新聞の一面見出しは「聖慮真に宏大無辺 一億何を以て奉答せん」、日本経済新聞の社説見出しは「挙国試煉に耐へん」。
 
 実は、8/11の讀売報知には「国体護持」、8/12の朝日新聞には「大御心を奉戴 最悪の事態に一億団結」、8/14の毎日新聞には「私心を去り国体護持へ」とあり、8/10頃から新聞各紙の論調が変わり始めていたようですが、8/14の朝日新聞などの一面見出しは依然として、大本営発表に則った戦果を紹介し、「大型水上機母艦撃沈 潜水部隊 沖縄南東海面で」と掲載しています。

 「一億玉砕」「鬼畜米英」「焦土決戦」を叫び続けた新聞は、一夜にして、何事もなかったかのように「平和国家建設」に180 度大転換していきました。

 無論、大本営の戦争責任は言うまでもなく、他方で、軍部による情報統制下とはいえ、事実を正しく報じず、積極的に戦意高揚を後押しした新聞の報道責任も忘れてはなりません。

 そして、現代に目を向ければ、政府による報道発表(=大本営発表)やマスメディアによる報道(=新聞報道)に、依然として当時の名残(改竄・隠蔽・捏造)が残っていないか、今一度見つめ直さなければならないと痛切に感じます。

*8/14 盆踊り
(八橋町に伺う予定のところ、台風の影響により、中止となりました)

→ 愛知縣護国神社
(県庁からの帰り道、護国神社に出向き、参拝しました。

 二度と戦争の惨禍を繰り返してはならない。

 いかなる武力の威嚇や行使も、国際紛争を解決する手段としては二度と用いてはならない。

 歴史の教訓を深く胸に刻み、より良い未来を切り拓いていく決意を新たにしました)

 

 



*8/15 愛知県戦没者追悼式
(愛知県産業労働センターで戦没者追悼式が開催される予定のところ、台風の影響により、延期となりました)

*8/16 愛知県議会建設委員会県内調査(西三河/豊田加茂建設事務所管内)
(管内市町村長からの事業要望に対して、県当局からこれまでの事業経緯や今後の見通しについて説明がなされ、建設委員会として、県が関わる各市町村内の建設事業の実態を調査する機会です。

 午前中、西三河建設事務所(令和4年度補正+令和5年度事業費:191.5億円)所管の代表的な事業個所を視察後、西三河総合庁舎にて、岡崎市、西尾市、幸田町の各市・町長から、道路及び河川、港湾の事業要望がなされたのに対し、県当局から説明がありました。

 1)岡崎市
  ①都市計画道路福岡線の早期整備について
  ②一級河川乙川の早期改修について

 2)西尾市
  ①都市計画道路安城一色線の早期整備について
  ②河川・海岸堤防等地震津波対策事業の推進について

 3)幸田町
  ①一級河川広田川及び菱池遊水地の整備推進について
  ②都市計画道路芦谷蒲郡線(一般県道芦谷蒲郡線)の整備推進について

 〇各市・町・村長からの要望は、自動車関連産業が集積する地域の特性が色濃く表れていました。

 

 

 



 午後、豊田加茂建設事務所(令和4年度補正+令和5年度事業費:121億円)所管の代表的な事業個所を視察後、豊田加茂建設事務所にて、豊田市、みよし市の各市長から、道路及び河川、港湾の事業要望がありました。

 1)豊田市
  ①ものづくり産業の中枢都市における安全・安心を確保し、持続的な経済成長を実現する道路ネットワークの整備
  ②災害防止対策の促進について

 2)みよし市
  ①一般県道米野木莇生線の早期整備ついて
  ②都市計画道路豊田知立線福谷宮ノ前交差点~豊田市田籾区間の早期事業化について

 〇各市長からの要望は、トヨタ本社をはじめ、自動車関連産業が集積する地域の特性が色濃く表れていました)

 

 

 



*8/17 愛知県議会建設委員会県内調査(知多/知立建設事務所管内)
(管内市町村長からの事業要望に対して、県当局からこれまでの事業経緯や今後の見通しについて説明がなされ、建設委員会として、県が関わる各市町村内の建設事業の実態を調査する機会です。

 午前中、知多建設事務所(令和4年度補正+令和5年度事業費:246億円)・衣浦港務所所管の代表的な事業個所を視察後、知多建設事務所にて、半田市、常滑市、東海市、大府市、阿久比町、東浦町、南知多町、美浜町、武豊町の各市・町長から、道路及び河川、港湾の事業要望がなされたのに対し、県当局から説明がありました。

 1)半田市
  ①衣浦大は周辺(国道247号)の渋滞対策について
  ②JR武豊線半田駅付近連続立体交差事業の整備促進及び関連する街路事業への着手とJR半田駅前土地区画整理事業等関連事業への支援について

 2)常滑市
  ①中部国際空港第二滑走路の早期実現
  ②高規格道路西知多道路の常滑市内の整備促進及び早期全線供用

 3)東海市
  ①西知多道路太田IC(仮称)の整備について
  ②二級河川大田川流域における浸水対策について

 4)大府市
  ①一般県道長草東海線(都市計画道路荒尾大府線)改良事業の促進について
  ②二級河川五ヶ村川中流排水機場(仮称)整備の促進について

 5)知多市
  ①高規格道路西知多道路の整備促進について
  ②二級河川日長川の整備促進について

 6)阿久比町
  ①都市計画道路(名古屋半田線)の早期整備促進について
  ②高規格道路名古屋三河道路の早期実現について

 7)東浦町
  ①都市計画道路名古屋半田線の早期整備について
  ②都市計画道路衣浦西部線(一般国道366号バイパス)の整備促進について

 8)南知多町
  ①一般国道247号(内海交差点付近)の交通安全対策について
  ②豊浜地区地すべりの早期整備について

 9)美浜町
  ①都市計画道路知多西部線(常滑美浜バイパス)の早期完成について
  ②二級河川山王川の整備促進について

 10)武豊町
  ①臨港道路武豊線、武豊美浜線の交差点改良工事及び4車線化整備について
  ②都市計画道路知多東部線の事業促進について
 
 〇各市・町長からの要望は、南北に長い知多半島の新しい縦貫道、衣浦湾を跨ぐ三河部との横断道など、半島地域の特性が色濃く表れていました。

 

 

 



 午後、知立建設事務所(令和4年度補正+令和5年度事業費:186億円)所管の代表的な事業個所を視察後、知立建設事務所にて、碧南市、刈谷市、安城市、知立市、高浜市の各市長から、道路及び河川、港湾の事業要望がありました。

 1)碧南市
  ①衣浦港外港地区(衣浦ポートアイランド)における新たなふ頭整備の早期実現
  ②衣浦港アクセス道路の整備促進

 2)刈谷市
  ①”モノづくり”を支える道路ネットワークの整備
  ②二級河川等の改修の促進について

 3)安城市
  ①主要地方道豊田安城線の整備促進について
  ②一級河川矢作川水系鹿乗川改修の事業促進について

 4)知立市
  ①二級河川の改修事業の促進について
  ②知立駅付近連続立体交差事業の促進について

 5)高浜市
  ①二級河川高浜川水系の河川改修事業の促進について
  ②衣浦大橋トラス橋の早期架け替えについて

 〇各市長からの要望は、自動車関連産業が集積する西三河地域の大動脈となる物流道路ネットワーク、生産拠点の操業を危機に晒す昨今の気候変動による豪雨を受け止める河川など、ものづくり産業地域の特性が色濃く表れていました。

 

 



 なお、知立市長は欠席でしたが、私から愛知県当局に対して、各市町から要望の多い道路の整備と河川の改修に触れ、①その早期整備はもちろんのこと、②それまでの間の維持整備として、②-1.道路については、用地取得を必要としない線形変更による右左折車線整備、高架道路の入口前と出口後の交差点の歩車分離式信号化や合流部におけるファスナー合流化による渋滞緩和、②-2.河川については、水の流れを阻害する立木の伐採と伐根や堆積土の浚渫による越水防止を適宜実施するよう、加えて、知立連立事業に触れ、③その早期完成はもちろんのこと、④知立市が計画する、④-1.西新地地区市街地再開発、④-2.駅南土地区画整理事業などに対する愛知県による助言と支援を強く要望しました)

 



*8/19 知立よいとこ祭り
(オープニングセレモニーへの参加要請に応えて出掛けました。

 イベント会場では、フードブースやキッチンカーに長蛇の列が並び、キッズ縁日や水かけ、eスポーツ会場も家族連れの皆さんで大賑わいでした。

 盆踊り会場では、各出場チーム毎に櫓上で踊りを披露する形式に変更され、櫓の周りではその他チームや飛び入りの市民の皆さんが輪になって踊り、最終盤には、和太鼓ユニット光さんの生演奏に乗って全員で総踊りし、大いに盛り上がりました。

 最後は、華々しい打上げ花火で締めくくられました。

 尽力くださった実行委員会の皆さんに感謝いたします) 

 

 

 

 

 



*8/20 土の御前社例祭式典
(宮元西町さんの御世話で今日まで継承されている知立神社摂社の例祭が厳かに斎行されました。

 江戸時代、池鯉鮒宿界隈には池鯉鮒大明神(現在の知立神社)の摂末社が点在しており、池鯉鮒神社の社人であった永見家と永井家、神宮寺である総持寺でそれら御祭神をお祀りしていたところ、永見と永井の両家で人情沙汰が起こった末にそれぞれ廃絶となったため、残った総持寺がすべての摂末社をお祀りするのは困難との理由から、五か町に存する各社をそれぞれの町が受け持つこととし、西町が土御前社(吉備武彦命)をお世話することとなったとのことです。

 ちなみに、徳川家康の最初の側室であった於万の方(長勝院)は、池鯉鮒明神の神主(永見貞英)の娘で、結城秀康(徳川家康の次男)の母親です。

 偶然と必然が交錯する歴史のダイナミズムに思いを馳せながら、粛然として参列しました。

 神事後には子ども相撲が復活し、大いに賑わいました。

 未就学児は泣き相撲、小学生以上は力相撲で、土俵際の皆さんが大きな歓声を上げていました。

 土俵の整備に尽力いただきました西町役員、若衆連の皆さんには感謝申し上げます)

 

 



→ 知立団地夏まつり
(連日の猛暑日によって、今年の盆踊りは熱中症の危険性を回避するため、中止とし、代わりに抽選会が行われました。

 昔馴染みの、当たりくじが出た際に奏でる鐘チャイムが明るく響き、訪れた多くの皆さんで賑わいました)

 

 

 

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