藤田保健衛生大学(豊明市)を運営する
学校法人藤田学園が2020年4月に、
岡崎市に24時間救急医療に対応できる
大学病院を新設することを決めた。

三河地域に大学病院ができるのは初めてで、
市と藤田学園、岡崎駅南土地区画整理組合が
建設協定書に調印した。
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予定地は岡崎市針崎町のJ
R岡崎駅南西約1キロの市立岡崎小の西側で、
土地区画整理事業区域約41ヘクタールの
中央部約3ヘクタール。

病床数は未定だが、
市は400床程度を要望している。

診療科については、救急医療を中心に、
内科、外科、小児科、整形外科、脳外科、
(産)婦人科などを検討する。
小野雄一郎・藤田学園理事長は
「この地域には医療ニーズがあり、
大学創設50周年の今年をスタートの年として
地域医療に貢献したい」と話した
内田康宏市長は「市も南部地域での
拠点病院を模索していたが、
大学病院が来てくれることになりうれしい」と語った。

同市と幸田町の救急搬送は
年間約15,200件(2012年)に上る。
およそ3分の2、約1万件を受け入れた
岡崎市民病院も過重な状態が続いている。

一方、藤田学園も
豊明市に藤田保健衛生大学病院を持つが、
医学部スタッフや学生が研修できる病院を確保するなどの
必要から新病院の建設候補地を探していたという。

新病院は地域の核となることが期待され、
区画整理組合の高木広行理事長は
「子供の数がどんどん増えている地域で、
大学病院だけでなく、商業施設なども隣りにでき、
大きく様変わりしていく」と喜んでいた。


地元市の然るべき市政方針に基づいて、市長が
真剣かつ慎重に誘致活動を行うことによって
もたらされた大きな成果として参考にすべき成功事例です。
(税収増のための企業誘致も同様。)

事前に当事者である知立市(長)に情報提供(お膳立て)しても、

差し迫らないと動かないのでは遅すぎます。

都市間競争の時代に到底勝ち残っていけません。