夫は植物を育てるのが上手で

私の好きな「ネジバナ」も川から持ってきて沢山増やしてくれました

欄の仲間だから開花すると、とてもいい香りがするんですよ

他にもミニ盆栽の「もみじ」や「五葉松」などもありました


仕事から帰ってくると、夏場なんか「可哀想に、暑かったね」と話しかけて水をあげてた夫


ごめん(_ _;)私はそのほとんどを枯らしてしまったよ



夫がいなくなって、ホントいろんな事が変わった

朝起きると、

やっぱりいないのか〜

という、今だに信じられない気持ちが拭えなくて

一瞬、沈みそうになる 

でも、とにかく起きよう!と体を起こす

母の食事の仕度や自分のスケジュールこなし

そして、時折、枯らしてしまった
カラの鉢を見てフト夫を想い出し
涙したりして

そうこうしてる内に
今日も一日なんとか生きのびた


この繰り返しも寂しさも、
いつかあたり前の日常になっていくのかな 


夫を亡くして一年半立ってわかったこと

それは、
一番の願いはどーにも、もう叶えられない。って、こと

悲しいけど

きっと、このことも不本意だけど心に落とし込んでゆくのかな


だけど
淡々と歩いていくしかないんだと思う


一年前に比べると、少しは快復していると感じている

時薬は多少の効きめはあると思う


夫のことを頑張って忘れる必要はないけど
自然と忘れてしまった事を憂うことも
ないかもしれない

そんな風に時々、思ったり、、、
それが正しいかどうかは、わからないけど


でも、言葉に変えられない夫への想いはずーっと胸にある

断固としていつも胸にある、それは理屈じゃなくて



遠くはまだ見られない

今みえるあの場所まで

とにかく、そこまで行こうと思う
ひとつの覚悟を持って

そこまで行ったら、もっと先の違う景色が、見たくなるかもしれないから