外国生活が長くなるとうっかり日本の行事を忘れてしまうことも多いのですが(節分とかお月見とか)、息子用の兜を飾り忘れても(ひどい)しっかり覚えているのは自分の行事=ひな祭り。

 

血気盛んな若いころは、「結婚だけが女子の幸せじゃないのに、おひな様のコンセプトは時代遅れだ!」と思っていたものですが、アラフィフの今となっては「そりゃーお殿様と結婚して侍女がたくさんいる生活できたらいいよね。娘がいたら確かにそんな結婚を祈るわ」と、先祖返りした気分です。

 

とまれせっかくの機会なので、会社でいつも仲良くしている日本人の同僚2人と、日曜日のお昼にイタリアンレストランでランチをしてきました。

 

私たちが日本人だからか、「前菜に生カキあるよ!」とおすすめされ、それは食べるしかないでしょう。

 

ドイツの特に内陸部に住んでいると、もう生カキがあるだけでありがたや~という感じなのですが、欲を言えば厚岸のカキのような、ドーン!とした大きさと凝縮した旨味が欲しいところ…。

 

メインにはイカ墨を練りこんだパスタを。こちらにはベビーカラマリという小さいイカがソースに入っていて、とても美味しかったです。

 

 

食後は我が家へと場所を移し、抹茶白玉を食べながらいろいろおしゃべりすること4時間!いやー、楽しかったです。

 

お姫様にはなれませんでしたが、昼からプロセッコに生カキなんて、大人になるのも悪くないものです。