大統領の陰謀(1974)

 

アメリカの歴史上、最大級のスキャンダルと言われるウォーターゲート事件の真実を追う2人のジャーナリストの物語。主人公には若き日のロバート・レッドフォードとダスティン・ホフマンが扮する。一歩一歩真相に近づくくだりは面白い。ただ、登場人物が多くて分かりにくいところもある。もう50年ちかくの映画で風化されつつある映画だが、しっかり後世に伝えるべきじゃないかな。常に恐怖に対する緊張感がありまるでウォーターゲート事件の最中にタイムスリップしたようだ。意外としっかりした映画で、こんな事件をよく映画化できたものだと思う。