陸軍中野学校 1966年

 

市川雷蔵

加東大介

 

戦前から戦中にかけて実在した大日本帝国陸軍のスパイ養成機関である陸軍中野学校に入った青年将校を通して戦争の悲劇を描いた作品。日本のスパイものでは最高傑作です。それまで時代劇しか出たことがない市川雷蔵の出演でかなり当時は話題になったようだ。物語は時代の古さもあって大雑把だが戦争の非情をうたう名作だと思う。冷たく美しい市川雷蔵は絶対に見るべき。シリーズ化されており、この機会に全部見たいと思う