「神児遊助のげんきのでる恋」も4週目となりました。
レポします。画像は適当に消します。
三浦海岸を自転車で走る小学6年生のケン。
ケンのケータイに住む遊助は久々に外に出られたということでテンションが高く、三浦海岸は地元と言うことで「ここ知ってる!三浦海岸!」と大喜び。
最近はケータイで位置がわかる機能があると感心する遊助だがGPSという言葉が出てこず、「あのBCGみたいな・・・」とボケる。
祖父の住む三浦海岸まで自転車で行くといったケンに遠いからと両親は電車で行くよう勧めるが、もう6年生なんだからと聞く耳をもたないケン。
それもそのはず、昨年の夏に三浦海岸に住むサトコに自分の自転車に乗せると約束したためだ。
ケンはサトコに淡い恋心を抱いている。
昨年の夏、自転車に必ず乗せるからと指切りをした別れ際に、ケンはサトコの写メを撮った。
目的地までの途中、母親に電話で途中経過を報告したケンは、当時撮ったサトコの写メを見る。
遊助は小指を立て、ほほえましい約束に笑顔。
順調に自転車で目的地に向かっている途中、急にトイレに行きたくなったケンは自転車を脇に止め、ケータイもバッグも自転車にかけたままトイレにかけ込む。
ちょうどその時、遊助もおしりを押さえて「おれも・・・!」
その直後、画面が揺れて遊助があわてる。
ケンの自転車がだれかに持ち去られていこうとしているためだ。
トイレから出たケンは自分の自転車がなくなっていることに気がつき、あわてて探し回る。
ケンは自転車に鍵をかけていなかった。そもそも自転車には鍵をつけていない。
三輪車に鍵はつけないから、というのがケンの持論だからだ。
ケータイだけでも出てきてくれ、と半泣きでかけずり回るケン。
遊助は自転車を盗んだ相手に対して許さない、とちゃぶ台をひっくり返して怒るが、その際にちゃぶ台が壊れる。
そんなころ、自転車を乗り逃げした高校生はコンビニにケンの自転車を置いたまま立ち去る。
ケータイもバッグも自転車にかかったまま。
遊助は壊れたちゃぶ台をガムテープで留めながら自転車を盗んだ高校生にお説教。
かわいそうなケンのために一計を思いついた遊助は「LifeKit」の段ボールに首を突っ込む。
自転車を探しながらケンは去年のサトコとの約束を何度も思い出しながらそのまま祖父の家にたどり着く。
そのとき、ちょうどサトコに出会う。
ケンを見つけたサトコは笑顔で自転車に乗ってきたのかと尋ねるが、自転車をなくした悔しさのあまり「乗ってくるわけねーじゃん」と吐き捨てるケン。
サトコの顔が一瞬曇る。
ケンは腹いせのように「東京からは超遠い。」「別にサトコに見せる自転車などない。」「サトコと遊ぶために来たわけじゃない。」と冷たい言葉をサトコに浴びせる。
二人の間に気まずい空気が流れる。
そのころ、遊助の働きでどんどんケンの自転車がケンのもとへ運ばれていく。
サトコが立ち去ろうとしたその時、祖父が軽トラでケンの自転車を持ち帰ってきた。
ケンの母親からの連絡でケータイから地図が送信されて自転車のありかがわかったというのだ。
遊助がケンのケータイから母親に自転車のありかを送ったためだった。
東京からケンが自転車で来てくれていたことがわかったサトコは大喜び。
しかし素直になれないケン。
遊助は「おまえ、好きなんだろ?」と叫び続ける。
そのときケンのケータイに着信音が鳴る。
祖父が代わりに出たケータイには昨年ケンが撮ったサトコの写メが。
遊助が二人の仲を取り持つためにあえてケンのケータイに送信したものだった。
祖父はそれをサトコに見せる。
恥ずかしさでケータイを横から奪い取るケン。
祖父はケンに自転車から離れるときは鍵をかけろと忠告するが、サトコは三輪車に鍵をかける人はいないと答える。
「自転車、乗せてやってもいいよ」とサトコにいうケン。
笑顔のサトコ。
ヒグラシが鳴く中、自転車に乗るサトコと横で自転車を支えるケン。
二人は海辺で来年も会う約束をかわし、指切りをする。
そして波打ち際で遊ぶふたり。
最後は美しい遊助の投球フォームをご覧ください。
故郷の海岸を自転車で走るケンはありし日の雄ちゃんのようです。
そして、三輪車に鍵をかけないというエピソードも「上地雄輔物語」まんまですね。
(*^▽^*)