受験生よ、これがFラン大学だ

受験生よ、これがFラン大学だ

Fラン大学の4年間を語ります

Amebaでブログを始めよう!
記念すべき1ページ目はこの人です。
「ボクサーくん」

彼は本当にすごい人物でした。
彼の凄さを伝えるには、何よりもまず
その名前の由来を紹介するのが一番でしょう。

彼はある日、自分の発表があるにも関わらず
何の連絡も無しにゼミを休みました。
まあ「Fラン大」ではそんなこと珍しくもないので、
特に誰も気にしなかったのですが、
なぜか、この時ゼミの先生が大激怒。

「なんとしてでも連れて来い!

来ないのならゼミの単位をやら

んぞ!!」

「Fラン大」においてゼミは必修なので、「単位をやらない=即留年」を意味します。流石にヤバいと思ったのか、彼の友人たちは大慌てで彼に連絡を取りました。

遅れること一時間、彼は汗びっしょりでやってきました。
カンカンに怒っている先生を前に、彼は言いました。

「すみません!!部活動の試

合があったので遅れまし

た!!!」


この発言に、ポカーンとする我々。
なぜなら、彼は部活動を何もしていないのです。
先生ももちろんそのことを把握しているため、すかさず追い打ちをかけました。


「何の部活だ!!??」

ボクシングです!!!!」


一同、大爆笑。

彼の嘘が意味不明な上に、彼がやたらと必死で
何故か迷いなく「ボクシング」と答えたことが面白くて、
張り詰めた空気は一気に崩壊しました。

死ぬ気で走ってきたため、ボクシングのトレーニングをしている気分にでもなったのでしょうか?
先生も周りの空気と彼の真剣な表情に飲まれて笑い出し、
この件はお咎め無し、彼は次週振替で発表することになりました。


こうして、彼は「ボクサー」と呼ばれるようになりました。
ボクサーくんの偉業はまだ他にも沢山あるので、
おいおい紹介していきたいと思います。


と、いうことで新しいことを始めます。
私がFラン大学で出会った人たちを、「友人帳」と称して紹介していきます。

何度も言いますがこのブログはフィクションですから、
これから紹介する人達は実在しませんよ?
ただ、あまりにも現実に近く、特定の人物を想起させるような表現があってはいけないので、万が一本人が見ててクレーム入れてきたらめんどくさいので
今まで以上にフィクション要素は強くします。

とはいえ、あまりにも現実から離れすぎて
「友人のドラゴン君です!彼は火を吹きます!」
とか言ってもつまらないので

(モデルとなる人物から)
抽出したエッセンスを加工して
友人を紹介していきます。

「何言ってるか分からねえよ!」という方、もっともです。
私も何を言ってるかわかりません。

要するに、今までよりもフィクション要素は強めですが
リアルさはある程度保っていくということです。

それでは、次回から始めます。
こんにちは。
今まで数回にわたってFラン大学に行くことのメリット・デメリットをやってきました。
それぞれまとめはしたのですが、せっかくまとめたのに
このままで終わらせるのはいささか勿体無いので、
今回は今までのメリット・デメリットを踏まえて、
「じゃあどういう人間ならFラン大学に行くべきなのか?」
を述べていきたいと思います。


~Fラン大学に行くことのメリット~

1、実家から通える場合、一人暮らしのコストをカットできる。
2、簡単に入学、卒業ができる(受験勉強、在学中の勉強が不要)。
3、他の大学と同じように、
学士という学位がもらえる。
4、出会いがある。
5、「大学生」という身分を手に入れることができる。
6、特定の分野に精通した先生の元で勉強できる可能性がある。
7、(必要以上に)設備が整っている場合がある。


~Fラン大学に行くことのデメリット~


1、「努力をしなかったこと」の決定的な証拠になる。
2、周りに流され、堕落していく可能性がある。
3、就職活動をする際、圧倒的に不利になる。
4、良い先生と巡り会える可能性は低い。
5、学歴コンプレックスを持つ可能性が高い。
6、授業料が高い。
7、大学が潰れる可能性がある。
8、授業のレベルが低い。


これらをふまえ、Fラン大学に行くべき人間、それは……


1、確実な将来が約束されている人
2、本当にやりたいことがあり、その保険として大学に行く人
3、この人の元で勉強したい!という先生がいる人

です。


1、確実な将来が約束されている人

要するに金持ちとか実家を継げばいい人ですね。
私の同級生にも、金持ちの息子で
「とりあえず大学は出とけって親に言われたら来た」
って人がいました。そういう人はどこの大学でもよくて
就職活動をしない訳ですから、
Fラン大学であろうと何の問題もないです。



2、本当にやりたいことがあり、その保険として大学に行く人

本当は別にやりたいことがあるけど、とりあえず大学には
行っておきたい。そういう人、いると思います。
その時、Fラン大学はうってつけです。
前にも言ったとおり、入学を決めた瞬間から
4年以上は自由が約束されますから、
その時間を使って、本当にやりたいことをして
その分野で成功を収めればいいのです。

例として、「バクマン。」という漫画では主人公が漫画家として活躍するための保険として、
「リーガル・ハイ」というドラマでは主人公がただ遊ぶためにFラン大学への進学を決意します。

まあ例がフィクションの時点でこの理由については察してください



3、この人の元で勉強したい!という先生がいる人

その先生しかいない!という先生がいるのでしたら、Fラン大学であろうとそこに行くしかありません。
ただし、その先生はすぐ別の大学に行くかもしれませんし、大学はとてもじゃないが勉強する環境ではありません。
折れない心と強い意志があるならば、どうぞ。

この理由でFラン大学に行き、成し遂げる人は心の底から尊敬します。


以上です。受験生の皆さん、このどれにも当てはまらないのであれば
頑張ってください
~Fラン大学に行くことのデメリット~

1、「努力をしなかったこと」の決定的な証拠になる。
2、周りに流され、堕落していく可能性がある。
3、就職活動をする際、圧倒的に不利になる。
4、良い先生と巡り会える可能性は低い。
5、学歴コンプレックスを持つ可能性が高い。
6、授業料が高い。
7、大学が潰れる可能性がある。
8、授業のレベルが低い。

これが前回提示したFラン大学に行くことのデメリットでした。
今回は、これの解説を行っていきます。


1、「努力をしなかったこと」の決定的な証拠になる。

前回も言いましたが、これに尽きるんですよ。
Fラン大学に行くというのは、勉強することを諦めたという証明になってしまうんです。
Fラン大学に入った時から、その人は

「勉強しなかったくせに、大学

には行きたいわがままな親不

孝者」

と見なされます。現に私がそうでした。
Fラン大学は入学も卒業も無勉強で出来てしまうので、
こう言われても、一切反論ができないんです。


2、周りに流され、堕落していく可能性がある。

これも結構大きいですね。Fラン大学は1のような人が集まるところなので、なんせ学生の質が悪いです。
最寄り駅から大学まで歩きタバコをしながら登校する奴なんてザラですし、授業中はうるさくて授業を真面目に聞けるような環境ではありません。
また、勉強しなくても単位が取れるので、皆大学に来ません。大学に来ないでバイトかパチンコをしてます。下手にまじめに授業を聞いたり勉強していると、「何頑張っちゃってんの?w」と言われます。


3、就職活動をする際、圧倒的に不利になる。

これは当たり前ですよね。企業としては勉強をしてこなかった奴なんていりませんし、学歴はそれを見分けるいいツールとして機能します。学歴フィルターは都市伝説とか言いますけど、普通にありますからね。


4、良い先生と巡り会える可能性は低い。

Fラン大学所属の先生はろくな授業をしませんし、面白い授業をしてくれる先生は講師なので、仕方なくFラン大学に来ているだけです。面白い授業をしてくれる人は、当然人気が出ますので他の名門大学に行きます。良い先生ほど、すぐいなくなります。


5、学歴コンプレックスを持つ可能性が高い。

これは私を見れば一発で分かると思うのですが、持ちやすいです。なぜなら、実際にFラン大学が酷いことを身をもって知ってしまうからです。他の大学で学生同士が互いを高めあっている姿なんかをみると、強いあこがれを抱いてしまいます。


6、授業料が高い。

基本的に
Fラン大学はレベルが低いのに授業料が高く
名門大学はレベルが高く授業料が低い
です。
もう、わけわからないですよね。Fラン大学からすれば学生は金蔓以外の何物でもありません。



7、大学が潰れる可能性がある。

これ、冗談ではありませんよ。実際に私の中学校の時の同級生が通っていた大学は、潰れました。
母校が潰れるって、何のために大学へ行ったんでしょうね。


8、授業のレベルが低い。

これは評判の悪い授業Fラン大学の授業風景を参考にすれば分かっていただけるかと。




以上です。受験生の皆さん、Fラン大学のメリット・デメリットを私なりに書きました。
受け取り方は、その人次第です。本当にそれでいいと思った道に進んでください。