お隣の普通分娩の人がひと段落ついたのか、ついに私の番が来たのが夕方4時近く。

麻酔の効きを確認されて、どうやら麻酔が効きすぎてしまったようで弱めることになりました。

麻酔が弱まったらまたらあの腰が痛い感じが来るのかと思うと怖くて仕方なかったです。

助産師さんにいきみ方を教えてもらい、いきむタイミングを見計らうものの、麻酔が効きすぎて陣痛が遠のいてしまいました。

赤ちゃんの頭は見えてるものの、陣痛が微弱なため時間がかかると言われました。

麻酔が切れてくるのを待ちながらいきむタイミングを助産師さんと確認していたところ、医師から破水してから時間が経ってるから吸引分娩にしようと言われました。

赤ちゃん自体は元気だったのですが、破水して赤ちゃんがおりてから時間的にタイムアウトのようです。

一体いつ破水したのかはまったくわかりませんでしたが、、、。

そこからはあっという間に沢山のお産チーム?

助産師、看護師、医師が集まり分娩室に人がいっぱいで慌ただしい雰囲気に。

ドキドキした状態で、いきむタイミングを指示されながら分娩再開。

会陰切開しますと医師に言われ、断ることも出来ずなすがまま。

切られたのは、まだ麻酔が効いていていつ切られたのか分からず。

いきむタイミングを指示されて、いきむといつの間にか吸引されていていつの間にか赤ちゃんが出ていました。

麻酔が効きすぎて、正直、お腹から赤ちゃんが出てきた感覚?というのは分かりませんでした。

え?もう出たの?という感じ。

取り出された赤ちゃんが看護師さん達の手で正常かどうか確認されているのをただ呆然と眺めてました。

出てきた赤ちゃんはしばらくして大声で泣き始め、看護師さんに元気な赤ちゃんだね〜って言われてようやく安堵して涙が出てきました。


そこからは、見える位置に設置された赤ちゃんの保育ケースを眺めながら、自分の産後の処置に入ります。

胎盤を流そうとお腹を押されるのが痛くてガーン

会陰縫合もあり、赤ちゃん見て気を紛らわさないとツラかったです。

会陰縫合自体は麻酔の効きがまだ残っていたのでそんなには痛くなかったのですが、臍のあたりを押して胎盤を押し出されるのが痛かったえーん


赤ちゃんは、体重や身長など計測され健康状態をチェックした後ちょっとだけカンガルーケアで抱っこさせてもらった後、キレイにするためまた離れまして。

その後は、麻酔が切れて動けるようになるまで診察台で横になります。

その間はたまに助産師さんが様子を見に来てくれますがほぼ赤ちゃんと私の二人きり。

だんだんと覚醒してくると、痛かった腰がまたじんわりと痛みます。

体勢を変えるのも一苦労だったと思います。

赤ちゃんは、自分から見えるけど触れない位置に置かれた保育ケースに寝かされていて顔とか見たいけど角度的に見えない焦ったさがありました。

看護師さんや助産師さん達も赤ちゃんが泣いていても駆けつけることはなく放置なので、気になって仕方なかったです。

とは言え、自分もベッドから動けず。

携帯が手元に届くところになかったので出産報告もできずえーん

携帯は、分娩の時にベッド脇に置いていたのですが助産師さんにいつの間にかどかされていて離れたテーブルの上に。

様子を見に来た助産師さんに携帯を取ってもらってようやく出産報告。

少し落ち着いた頃に助産師さんがやってきて綺麗になった赤ちゃんを私の横に置いてくれて赤ちゃんと私の写真を撮ってくれました。

そのあとは赤ちゃんはまた保育ケースに。

私の方は、体調が大丈夫そうなら夕食を用意すると言われお腹もちょうど空いていたのでお願いしました。

診察台の上でお夕飯を食べてまた少し横になり、分娩から2、3時間後に麻酔が切れたことを確認して歩けそうならそのまま自分の病室へ戻ることとなりました。

赤ちゃんは、出産当日はナースセンターで預かるとのこと。

ヨタヨタ歩きで何とか部屋に戻って、落ち着いてから主人に改めて電話をしました。

興奮からかすぐには寝られなかったのを覚えています。

でも、夜中には疲れからか朝までぐっすり眠りました。


そうそう!おトイレ事情ですが、会陰切開後のおトイレは私の場合、分娩室にいる時にすぐしたくなったので助産師さんにトイレに行きたい旨を伝えて併設されたトイレに。

よく会陰切開の後のトイレが傷が怖くて、、、拭くのが怖いとネットにありましたがとにかくおしっこがしたくてアセアセ

ものすごい大量におしっこが出たのでびっくりしました。

その後は、人生初のウォシュレットを使いました。

会陰切開後のおトイレは、傷口を清潔にするためにウォシュレットを推奨されていたので。

ウォシュレット、怖かったのですが思いのほか痛くなかったです。

ティッシュで拭く方が痛いのかもと思うほど。

産褥パットがデカすぎておトイレに落としてしまわないかとかパンツへの安定感がないのが心配でしたね。

麻酔がまだ完全には切れていなかったのか後陣痛もとくに痛みを感じませんでした。


ただ、しばらくして会陰切開後の傷は痛くなり寝る前に痛み止めをもらいました。


無痛分娩の結果として、、、

麻酔がもう少し早く打ってもらえたらお産はもっと楽だったなーと、思います。

でも普通分娩の人が絶叫しているのを聞いていたらそれに比べて無痛分娩で良かったなぁと思いました。

ただ、吸引分娩になってしまったのと会陰切開になったのは残念。

これは普通分娩でもあり得る話だとは思うのですが。

無痛分娩の麻酔を入れる段階は病院によって異なるようなのでリバーサイド病院が他の無痛分娩と比べてどうかは分かりませんが私は無痛分娩で良かったというのが結論です。