規則活用動詞の点過去
今回は規則活用をする動詞の点過去を見てみましょう。
上から順番に原形、一人称単数、三人称単数、一人称複数、三人称複数です。
※下線部はアクセントが来るところです。
-ar動詞の例
amar(=amar)
amei(アメィ)
amou(アモゥ)
amamos(アマモス)
amaram(アマラン)
andar(=andar)
andei(アンデイ)
andou(アンドォゥ)
andamos(アンダモス)
andaram(アンダラン)
※スペイン語では不規則活用ですね!
morar(=vivir) ※主に「住む」という意味で
morei(モレィ)
morou(モロゥ)
moramos(モラモス)
moraram(モララン)
スペイン語で、規則活用の「-ar動詞」点過去の6活用したときの語尾は・・・
-é(~Eッ)
-aste(~Aステ)
-ó(~Oッ)
-amos(~Aモス)
-asteis(~Aステイス)
-aron(~Aロン)
4活用だけにすると・・・
-é(~Eッ)
-ó(~Oッ)
-amos(~Aモス)
-aron(~Aロン)
ポルトガル語で4活用だと・・・
-ei ※「Eィ」という感じで最後の「i」は軽く発音する。
-ou ※「Oゥ」という感じで最後の「u」は軽く発音する。
-amos ※スペイン語とほぼ同じ
-aram ※最後の「~am」は鼻母音
アクセントの位置はスペイン語と同じですが、一人称単数・三人称単数にアクセント記号はありません。
ですが、最後の語尾の下線部のところにアクセントを置いてください。
※いつアクセント記号を付ける、付けないかについては非常に複雑な規則があります。
後々、解説を予定しております。ですので、なぜ点過去の一人称単数、三人称単数形に
アクセント記号がないかは今のところ気にせず、理屈なしで「そういうものだ」ということで
覚えてください。
-er動詞の例
comer(=comer)
comi(コミッ)
comeu(コメゥ)
comemos(コメモス)
comeram(コメラン)
スペイン語では語尾が・・・
-í(~Iッ)
-ió(~Iオッ)
-imos(~Iモス)
-ieron(~Iエロン)
なんと、ポルトガル語では語尾が・・・
-i(~Iッ)
-eu(~Eゥ)
-emos(~Eモス)
-eram(~Eラン)
「comer」なら、一人称複数(nós)が「comimos」じゃなくて「comemos」なんです!
直接法現在と同じなんですね!
よって、
viver(=vivir) ※主に「生きる」という意味で
vivi(ヴィヴィッ)
viveu(ヴィヴェゥ)
vivemos(ヴィヴェモス)
viveram(ヴィヴェラン)
-ir動詞の例
dividir(=dividir)
dividi(ジヴィジッ)
divivdiu(ジヴィジゥ)
dividimos(ジヴィジモス)
dividiram(ジヴィジラン)
conseguir(=conseguir)
consegui(コンセギッ)
conseguiu(コンセギゥ)
conseguimos(コンセギモス)
conseguiram(コンセギラン)
※スペイン語では、三人称がそれぞれ「consiguió」、「consiguieron」で不規則になりますね。
スペイン語では語尾が・・・
-í(~Iッ)
-ió(~Iオッ)
-imos(~Iモス)
-ieron(~Iエロン)
ポルトガル語では語尾が・・・
-i(~Iッ)
-iu(~Iゥ)
-imos(~Iモス)
-iram(~Iラン)
ポルトガル語の規則活用の点過去は、スペイン語と何となく同じようで、しかし若干違う活用になって
いますので、基本の規則活用動詞を、繰り返し発音して身に、頭に染み込ませましょう。
Então, até a próxima !(エンタンゥ アテッ ア プロッシマ)
Entonces, ¡hasta la próxima!