規則活用動詞の点過去 |       de Español a Português       スペイン語からポルトガル語へ

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スペイン語を勉強している方で、ポルトガル語に興味がありましたら気軽に読んでみてください。
また、ポルトガル語を勉強している方も。なお、本ブログで扱うポルトガル語はブラジルのポルトガル語です。
赤い文字はポルトガル語、青い文字はスペイン語です。

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規則活用動詞の点過去

 

 

今回は規則活用をする動詞の点過去を見てみましょう。
上から順番に原形、一人称単数、三人称単数、一人称複数、三人称複数です。
※下線部はアクセントが来るところです。

 

 

-ar動詞の例


amar(=amar)
amei(アメィ)
amou(アモゥ)
amamos(アマモス)
amaram(アマラン)


andar(=andar)
andei(アンデイ)
andou(アンドォゥ)
andamos(アンダモス)
andaram(アンダラン)

※スペイン語では不規則活用ですね!

 

morar(=vivir) ※主に「住む」という意味で
morei(モレィ)
morou(モロゥ)
moramos(モラモス)
moraram(モララン)


スペイン語で、規則活用の「-ar動詞」点過去の6活用したときの語尾は・・・

 

-é(~Eッ)
-aste(~Aステ)
-ó(~Oッ)
-amos(~Aモス)
-asteis(~Aステイス)
-aron(~Aロン)


4活用だけにすると・・・

 

-é(~Eッ)
-ó(~Oッ)
-amos(~Aモス)
-aron(~Aロン)


ポルトガル語で4活用だと・・・

 

-ei ※「Eィ」という感じで最後の「i」は軽く発音する。
-ou ※「Oゥ」という感じで最後の「u」は軽く発音する。
-amos ※スペイン語とほぼ同じ
-aram ※最後の「~am」は鼻母音

 

アクセントの位置はスペイン語と同じですが、一人称単数・三人称単数にアクセント記号はありません。
ですが、最後の語尾の下線部のところにアクセントを置いてください。

 

※いつアクセント記号を付ける、付けないかについては非常に複雑な規則があります。
後々、解説を予定しております。ですので、なぜ点過去の一人称単数、三人称単数形に

アクセント記号がないかは今のところ気にせず、理屈なしで「そういうものだ」ということで

覚えてください。

 

-er動詞の例


comer(=comer)
comi(コミッ)
comeu(コメゥ)
comemos(コメモス)
comeram(コメラン)


スペイン語では語尾が・・・

 

-í(~Iッ)
-ió(~Iオッ)
-imos(~Iモス)
-ieron(~Iエロン)

 

なんと、ポルトガル語では語尾が・・・

 

-i(~Iッ)
-eu(~Eゥ)
-emos(~Eモス)
-eram(~Eラン)

 

「comer」なら、一人称複数(nós)「comimos」じゃなくて「comemos」なんです!
直接法現在と同じなんですね!

 

よって、

 

viver(=vivir) ※主に「生きる」という意味で
vivi(ヴィヴィッ)
viveu(ヴィヴェゥ)
vivemos(ヴィヴェモス)
viveram(ヴィヴェラン)

 


-ir動詞の例

 

dividir(=dividir)
dividi(ジヴィジッ)
divivdiu(ジヴィジゥ)
dividimos(ジヴィジモス)
dividiram(ジヴィジラン)

 

conseguir(=conseguir)
consegui(コンセギッ)
conseguiu(コンセギゥ)
conseguimos(コンセギモス)
conseguiram(コンセギラン)

※スペイン語では、三人称がそれぞれ「consiguió」、「consiguieron」で不規則になりますね。

 

スペイン語では語尾が・・・

 

-í(~Iッ)
-ió(~Iオッ)
-imos(~Iモス)
-ieron(~Iエロン)

 

ポルトガル語では語尾が・・・

 

-i(~Iッ)
-iu(~Iゥ)
-imos(~Iモス)
-iram(~Iラン)

 

ポルトガル語の規則活用の点過去は、スペイン語と何となく同じようで、しかし若干違う活用になって

いますので、基本の規則活用動詞を、繰り返し発音して身に、頭に染み込ませましょう。


Então, até a próxima !(エンタンゥ アテッ ア プロッシマ)

Entonces, ¡hasta la próxima!