146.続編の巻 | フランス絵巻き

フランス絵巻き

南仏コートダジュール・画家よんじょう

フランス絵巻き 昨日の続きデエース。
センセの説では、病気はそれまでの本人の生き方の結果なので、ガン細胞の撃退に成功しても、本人が生き方(考え方)を変えない限り必ず再発するソーデス。患者さんが医者や薬に頼りきって受動的だと、病気は治らんノヤト。
私も、フランスに住んだ当初は、具合が悪くなるたびに医者へ通っとりました。コッチの医者は、薬や抗生物質も、節操なくドヒャーと処方してくださいます。気前が良すぎて、国の社会保険が大赤字になっておる。(最近は良識の範囲になりつつアルガ・・)。お薬を、とくに抗生剤を、いわれた通りに飲んでいると、本来の元気も失って、益々体調不良になり、かえって病気に罹りやすくなることを身をもって体験したノデス。そーゆー経緯や、死んだ親の病気経過と照らし合わせても、ソノ日本人医師の話はスンナリ納得できることが多いデス。
そもそも。西洋医学は、局所の症状だけで判断して対症療法をするのが基本なので、身体全体は繋がってないところが不満だったノ。たとえばですけど、円形脱毛症になったら、ソコへ毛生え薬を塗ればヨロシやんみたいな診断ばかりで、ハゲができるほどの悩みとストレスを解消するのが先決(根本治療)だとは言わないところが不満だったノ。仮に、そう指摘する医者がいたとしても、そこは重要視せずに、症状緩和薬を出してシマイやもんネぇ。
西洋医学を否定して民間療法を妄信するのがエエとも思わんが、体の免疫力を自分でアップしとくのがヨサソ。
世間様の価値や評価は放っといて、自分の生きたいように生きるのも、病気にならない秘訣のようですヨ。世間とフツーに順応していくうちに、自分が本当はどんな人間で、何が本当に自分の喜ぶことなんかワカランようになってるから、歪みが出るとも言えましょう。日本はとくに価値観が偏ってるので、そうなりやすいンヨネ。テレビを毎日、何気なくつけてるだけでも、ほとんどの人がスンゴク影響されてて、知らん間にソッチへ取り込まれてますわ。世間の価値に合わせてるという意識が無い人ほどヤラレてる。マスコミや評論家が言うてることや、新聞に書いてあることが、そのまんま自分の意見になってる人も多いもんねぇ。自分との境界が無くなってるンヨネ。ああ怖。
フランス絵巻き