88.美醜はあって無きモノの巻 | フランス絵巻き

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南仏コートダジュール・画家よんじょう

国が違うと、美醜の基準も違ってまいります。
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日本では、”尻”が(胸より)脚光を浴びることは少のうゴザンスが、フランスでは、お尻は、美の重要ポイントで、横からみて、丸くてプリっと出た尻が理想とされております。
それゆえ、肉づきの薄い平らな尻だと、コンプレックスに感じる女も多く、深刻に悩んだ挙句、尻にシリコンを入れる外科処置(美容整形)を施す人もおられるヨウダ。
そのほか、”美尻クリーム”や、”尻パット”なるものも発売されている。”クリームで尻の肉厚が増える”というのは、どー考えてもナンセンスだが、意識と念力(執念)で効果が期待(錯覚)できるンカモしれませんネ。
日本で、デカ尻に悩む婦人は、フランスに来て、みせびらかしてあげるといいでしょう。
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シカシ。理想体型とゆーのも、国と時代が作った価値ゆえ、国や時代が変われば美の価値もガラっと変わりマス。ダカラ、そんなもんに捉われずに(踊らされずに)、自分の体型でヨシとするのが一番デスネ。
東洋人(日本人)にしか出せない長所はたくさんアリマスぞ。種(シュ)が違うのに、西洋人の基準にあわせるのは実に滑稽ザマス。
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↑アフガンハウンドはカッコエエし、ダックスもジャックラッセルも可愛い。それぞれ違うからこそ、それぞれ美しいのだ。人間も同じヂャロ。