今日は、養父の命日です。

 お寺さんの話では、今年は、仏教の決められた年忌の年ではないので、特別なことは、何もないとのことでした。

 一応、今朝お寺さんへ行って、お布施をおさめ、お参りをしてきました。


 養父が亡くなったのは、2006年ですから、これで丸四年と言うわけですね。早かったです。

 あの時、自分は、東京にいました。自身が10月に一ヶ月東京で入院生活を送った後だったので、大変な時期でした。当時ほとんど寝たきりだった養母もいましたし、今のように自分が実家で生活をしていたわけではなかったので、バタバタと葬儀をすませ、また東京の仕事に戻ったのを、覚えています。


 それにしても、養父の死は、安らかなものでした。眠るように死んで行くのを、私は、じっと横で観ていました。そしてその手を握って、『長いことご苦労さんでした。もういいよ。ゆっくり休んでください』と言ったのでした。

 自分も、あのように死ねたらいいなと思ったほどでした。


 普段は、供養らしきことは、何もしていませんが、今日は、養父を思って、お寺詣りができたことは、良かったと思っています。