期末テストの時期、担当の中3生(米津を紹介してくれた爽やかな男子)のヤル気をだすために、日々奮闘してました。
「学祭で上級生のラップがカッコ良かったんですよ~」とのことで、
「おおー、それは良いことだ。期末で良い点を取れたらCDをあげよう。いや、今の中学生はCDなんて聴かないのかな。ストリーム配信とかで…」
「いや、聴きますよ!」
というやり取りの後、ラップやヒップホップの歴史を調べたのでした。
そこで見つけたのが、このSpoonie Geeというアーティストさんなのですが、これはファンキーでたまりません!
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1970年代の録音ということあり、使っている楽器がシンプルです。基本、ドラムとベースしかありません。
このベースがものすごく良いのです。ラリー・グラハム、カーティス・メイフィールド、ジェームス・ブラウンといったファンクの名曲で聴けるテンションのベースなのです。
これをもとに「グルーヴとは何か?」について考察を深めることができそうですが、シンプルなビートを極めることに奥義がありそうなのです。
Photo: SPOONIE GEE "THE GODFATHER (REMIX)"