・`ω・) (実体験)イジメられたら即時にSOSを出せ | ・`ω・) 役に立たない!カトリックまめ知識 & 雑学のblog

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カトリック信徒以外の方々が、カトリックに対する素朴な疑問を解消することを目的として雑学やマメ知識を公開しています。たまにカトリックに無関係なことも書きます。

えー、本日は、
カトリックとは全く無関係なお話をします。

結論から申し上げます。

イジメられたり、その兆候があれば

ためらわずに、身近な大人を頼れ!

これを今の子どもたちに伝えたくて、
僕の実体験を交えてお話します。

僕、中学校一年生だった時、
上級生たちからイジメのターゲットに
されたことがあったんです。

きっかけは、

下校途中で近くを歩いていた
不良グループの上級生たちと目があったとき、
何故か笑い出してしまったことでした。

ちなみにその時、
なんで笑ってしまったかは、
自分でもよく解りません。

さて、笑ったことを
「なめられた」と解釈した上級生たちは、
僕を人気のない場所へ連れて行き、
数人で囲んだ状態で殴ってきたのでした。

いま思えば彼らは、身なりは不良でも、
陰湿な悪人ではなかったようで、
怪我をしない程度の殴られ方だったのは、
不幸中の幸いでした。

で、大人だったらこの時点で
「そんな時はすぐに親か先生に相談しろ」
って思うんでしょうけど、
中学生独特の感情とでも言いましょうか、
自分に落ち度があるような気がして、

恥ずかしくて、
親や先生に相談しづらかったんですね。

大半の大人には理解不能でしょうけど、
とにかくそれが中学生の自然な感情なんです。

で、モヤモヤとした気分のまま、
あの上級生たちにまた絡まれたら嫌だなと、
考えながら数日過ごした後、
また彼らと出くわして、
威嚇するような目つきで手招きされました。

僕は身の危険を感じたので、
その時はその場から逃げて事なきを得ました。

そして、我ながら正解だったと思うのは、
翌日に担任に相談したこと。

ちなみに、
親にはなんとなく相談できませんでしたし、
担任に相談するにも勇気が要りました。

なんで勇気が要るのか、
大半の大人には理解不能でしょうけど、
とにかくそれが中学生の自然な感情なんです。

さて、終礼後の教室で担任を呼び止め、
「上級生から怖い目に遭わされたので相談したい」
と打ち明けた僕。

担任の表情は一変し、
「そう言う事なら別室で聞く」
と言って、詳しい経緯を聞いてくれました。

その後、担任はその上級生を呼び出して、
腰を据えて話し合ってくれたそうです。

後日の担任からの説明では、
「なめられた」ことが誤解であると
説明したうえで、僕にもう関わらないと、
約束してくれたとのこと。

かくして僕は平和な日常を
取り返すことができたわけですが、
あの時、担任に相談しなかったら
どうなっていたのかと想像すると、
30年以上が過ぎた今でも、背筋が凍ります。
そしてまた、いじめが原因で
命を落とした子どもの話を報道で知ると、
過去の僕と紙一重だなと、感じるわけです。

今思えば、不幸中の幸いだったのは、

・その上級生たちが
 陰湿なワルではなかった事。
 (昔はいましたよね、
 仁義を重んじるタイプの不良)

・親身になってくれる大人がいたこと。

 (僕の場合は担任でしたし、

  当時の担任には心底、感謝してます)

これらの点は不幸中の幸いでしたが、
僕がもし担任に相談しなかったら、
せっかくの不幸中の幸いが活かされることもなく、
イジメはエスカレートしていたかも知れないわけで、
あの時担任に相談して良かったと、

今でも強く感じます。

 

そして、親身になってくれる大人がいて、

重ねて良かったとも、今でも強く感じます。


そんな僕だからこそ、
今イジメの被害者になっている、
あるいはなりかけている子どもたちに
伝えたいことがあります。

いま、イジメを受けていたり、
イジメが始まる予感がしている子どもたちへ。

・できるだけ早く大人に相談しろ!
 恥ずかしくても、怖くても、
 とにかく勇気を出して大人に相談しろ!

・ひとたび始まったイジメを
 そのままにしたら、
 悪化することはあっても、
 好転することはない。
 だからとにかく、大人に相談しろ!

・イジメにおいて、イジメられる側にも
 落ち度があるなんてことはない。
 だから自分を責めたり、
 恥じたりすることなく、
 とにかく誰かを頼れ!

・「自分が我慢すれば済むこと」

 なんて思うな!
 とにかく誰かを頼れ!


・もし教師が親身になってくれなかったら、
 身近で信頼できる大人を探して頼れ!

・身近に信頼できる大人がいなくても、
 「誰も味方がいない」なんて状況はない。
 見知らぬ大人に頼ったっていい!

 どうしても頼れる大人がいなければ、

 最終手段として、

 このblogのコメント欄かメッセージで、
 俺に連絡しろ。俺が動いてやる!

・とにかく大人を頼るのに遠慮はするな!

これをどうしても、
今の子供たちに伝えたくて、
今回の記事を書きました。