・`ω・) 聖母マリアが神さまと区別されていると言える根拠 | ・`ω・) 役に立たない!カトリックまめ知識 & 雑学のblog

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カトリック信徒以外の方々が、カトリックに対する素朴な疑問を解消することを目的として雑学やマメ知識を公開しています。たまにカトリックに無関係なことも書きます。

カトリックの教会では、
聖母マリアの像が散見されます。

また、カトリックの祈祷文には、
「聖母マリアへの祈り」があります。

そのため、カトリック信徒以外の人は、
聖母マリア=カトリックの神さま
と認識しているかも知れません。

この概念、宗教が違えば、
思想や習慣が違うため、
説明がなかなか難しいのですが、
カトリックでは聖母マリアを、
特別視してはいても、
神さまと定義してはいません。

それは、聖母マリアへの祈りを
締めくくる文言に現れています。

その文言とは、
「我らのために祈りたまえ」
または、
「私たちのために祈ってください」
というもの。

つまり、神さま&人間の関係において、
聖母マリアの立ち位置は、
神さまサイドではなく、人間である
こちら側なんですね。

例えば、カトリック信徒以外の方々や、
ときに無宗教の方々でも、
墓石や遺影など故人を象徴するものに手を合わせ、
「見守っていてくださいね」
と唱えることは、
ある程度ご理解いただけると思いますが、
聖母マリアへの祈りとは、
本質的にそれと同じとご理解ください。

かくしてカトリックは、
聖母マリアと、神様を区別しているという
お話しでしたとさ。