こんにちわ。😺


日曜日は枝の主日のミサに与りました。
長い四旬節から、いよいよ聖週間に入りましたね。
   って言っている間に、もう今日は聖木曜日ですけど・・。💧


カトリック教会の礼拝では、
イエスさまの受難の物語を「群読」という形で追体験します。

ふだんのミサでは、司祭が朗読する福音書ですが、

その一部の、群衆の上げる声を、ミサに与る信者が読みます。

 

 

わたしたちの新しい王様だ!と

イエスさまのエルサレム入城を、歓喜に満ちて迎えた群衆は、

やがて一転して、イエスさまを死刑へと追いやります。

 

その時の群衆の叫びが、

 

 

「十字架につけろ」。

 

 

磔刑(たっけい)は、当時最も重い刑だったといいます。

たとえ朗読であっても、

叫ぶ群衆の一人になるのは、本当に気が滅入ります。

一時の熱狂と手のひら返し。

これが人間というものなのだ、と深く感じる時です。

戦争しかり、いじめ、冤罪、報道などの炎上しかり、

長い時を経ても、変わらず

わたしたちの生活の中で、日々行われていることなのですよね・・。

 

 

ちりから生まれてちりに帰る、

人のはかなさ、小ささを思うと同時に、

小さいからこそ、一人ひとりが正気でいるためには、

祈りつつ、淡々と生きていくことが必要なんだと強く思います。

 

 

 

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これから始まる聖なる過越の三日間、

じっくり味わえたらいいなと思いますが、

 

所属教会では人手不足で、

復活の主日までずっと奉仕が続きます。

ファイティン、わたし❣️😽