我が社は取締役が5名います。
僕から見るとちゃんと取締役としての仕事をしている人は極わずか。
では”取締役としての仕事”って何かというと
・管掌業務を確実に行うこと
・CGCを最低でも理解していて、ちゃんと取締役会で発言をすること
・経営方針に対す理解と自分なりの意見を明確に主張すること
・会社の将来を必死に考えること
・時期経営陣を育てること
等々だと僕は思っているのだが、今のメンバーに関して僕は改善すべきことが多いと思っています。僕も含めて。
かといって取締役会メンバーを急に見直すのは中小企業には難しい。適任者が居ないので・・・・
取締役のレベルの低さは組織を強靭に出来ません。そこが一番の問題です。
会社の社風改善に取り組みたい経営者は多いと思うけど、その最大の障害が取締役のレベルにあり、取締役のレベルが低いと、当然ながら社員も同様で、中長期的にみれば致命的な問題です。
かといって取締役同士がギスギスしていると役会運営上も支障が生じてしまう。
その時に僕が拘るのは
『会社の経営目標がすべての正義なのだから経営目標達成の為に必死に頑張らないことに対しては徹底的に改善要求をする』
とうことです。
役員としての資質や人格の否定ではなく経営目標に対して忠実であるか否かです。
Purpose経営と言う流行言葉に踊らされるのは軽薄な感じですが、Purposeを共有していればおのずと行動の方向感も合致する筈です。
そこを理解していない取締役はやはり問題です。
役員同士が敢えてギスギスすると協議の質やスピードが低下するのは分かりますが、逆に言うべきともいわずになーなーになっていてはそれ以上に良くない。
我が社の役員任期は二年単位で、時間は限られている。
Purposeの前に忠実でありたいと思っており、他の役員にもそれを強く求めます。
当然ながら進め方への配慮は必要だとは思っています。
僕は石田三成が結構好きなのです。
原理原則と正義を最優先にするぶれないスタンス。でもひとの心への配慮が不足している。
僕も似たところがある。
気を付けようとは思っています。
でも、会社にとっての本当の正義には全員が忠実であるべきです。