深川の富岡八幡に伊能忠敬先生の立派な像があります。

近所に伊能忠敬先生の住居があり富岡八幡にはお参りにきていたそう。

勉強不足で恥ずかしいのですが伊能先生は地図を完成させておらず先生の遺志を継いだ六名の御弟子さんが完成させたことを今回知りました。常識?恥ずかしい・・・

伊能先生への畏敬の念があったからこそ六名が遺志を継いだのだとは思いますが、僕はこの六名も凄いと思いました。

僕はイエスキリストへの想いは当然あるのですが、その後の使徒の動きを尊敬しているし、隠れキリシタンを尊敬してしまいます。

同じように忠敬先生のみならず伊能隊の六名をとても立派だと思っています。

流行りモノに乗るのは嫌いなのだけどPurpose経営にゴールなのかも知れません。

経営には「処遇向上」「企業価値の引上」「顧客評価の獲得」に拘っているのですが、僕が居なくなったらどうなるは分かりません。継続されたら嬉しいけどそれはその時の経営陣が考えることとも思っている。

ですけど忠敬先生の遺志を継いで成し遂げた伊能隊のような組織への憧れはあります。

欧米が日本侵略を考えていた時に大日本沿海図の存在を知り文化レベルの高さに驚いて慎重になったという話もあるそうです。

昔の日本、グローバリズムの真逆を進んでいたけど内向的な文化の熟成も凄かった。確かに科学発展が全世界的に進んでいるので世界との交流は必要なのだけど、内面を見つめるようなものに関しては忠敬先生たちの偉業は参考になると思うのです。

携帯の歪な進化により『ガラパゴス化』を笑う人が多いけど大間違いだと僕は思っていて、オタク的な深堀をするのは重要ですし日本の強みです。それを世界に拡散するという姿勢の欠如が問題なだけです。

出だしのころはウォシュレットってバカにされていましたが、今は世界中が注目している。評価なんてそんなものでしかりません。