ごち22① | 今日もまったり☆だらり♪

今日もまったり☆だらり♪

別にどうでもいいような、franの気ままMEMO

『い草の味』

まいったなぁ…。
いろんなことが、、、まいったなぁ。


悠太郎さんが満州に行ってしまって、
ふ久ちゃんの出産から色々と書き留めてはいたんやけどね…。

陣痛が始まってからのふ久ちゃんの『見えへん力』の発動とか。
空襲警報が鳴り響く中、
陣痛の辛さを円周率を唱えることで気を逸らそうという
数ある呼吸法もかすむくらいの勢いで、
予定より1ヶ月も早く出産したふ久ちゃん。。。しかもほぼ安産。
「弘士さん、男の子や」
と、わりと普通の女性っぽくなってるやん!と人には思わせつつも
ほんまは男の子が生まれて新たな腐女子的妄想を
きっとするであろう、ふ久ママ誕生やったり苦笑
クレジットが『回想』でも悠太郎さんはいつでもめ以子ちゃんたちを
守ってくれてる、とか。(地下鉄避難)
ちょっとだけどうでもエエ的ネタとしては、
「結局たいちゃん、源太おじさんと行くとこ行ったん?にやり」とかさ。
今週あたまくらいは大変な中でも幸いみんなが無事やったから
気持ちは重くなりながらもどうにかなった。

空襲で西門の家も蔵だけしか残らんかったという状況で
それでもふ久ちゃんと子供、お静さんも疎開させることができて、
め以子ちゃんのそばにはたいちゃんがいてくれて。。。
おまけにたいちゃんの「行くでっ!」で和枝はんとこに一緒に疎開。

空襲って何?って言われそうなくらい、のどかなところで
義姉のお約束のいけずを受けながらも息子と一緒に居れた。
ま、それもこれも小ちゃかったジェントルマンたいちゃんが
大きくなって伯母の和枝はんと対等に話ができる子に
育ったおかげ…まったり
きっと和枝はんはたいちゃんに一目置くようになったハズ…。
め以子ちゃん的にはほんまは悠太郎さんやかっちゃんが
帰ってきた時に誰もおらんかったらあかんから
大阪を出たくなかったけど、しばらくの辛抱。
和枝はんのいけずも実のところは…と思わせるようなことも
多々ありやし…。

前にふ久ちゃんの疎開をお願いしに来た時は
西門の家の権利をと言われて、えげつないなぁ~って思ったけど
あれは西門のあの家や土地を守るためやったんよね、きっと。
なんちゃって安西先生の株事件の時も、発覚前には
返済やらに充てるようにと若い夫婦に託してたもんね。
め以子ちゃんから取り上げるのではなく、万が一のことも考えて
代わりに預かっておこうっていうことじゃなかったのかな?
嫁いだって西門の家のことは誰よりも強い気持ちで思ってそうやし。
家長となった弟・悠太郎のこともきっと「あの子もまだまだや」とか
思ってそうやしぷ
年月が経って、うっかり言葉の語尾に"にゃ~ミー"ってついてしまう
こともあるけど、西門家のゴットねーちゃんに変わりはなく…。
色々と辛いことがあるめ以子ちゃんにとっては
"普通"でいさせてくれる有難い存在なんよね。
厳しい中にもちゃんと優しさがあるという…。
畑仕事をガンガンやらされてるけど、それも優しさのひとつ。

そう!
そういうこと、チラッと教えてくれたのが
和枝さんとこでお手伝いしてるハナちゃんのお父さんやった。
(教えたんは泰介くんにやけど)
もう、吉弥さん、あっち(ちりとてちん)にもこっち(ごちそうさん)にも
出てくるからややこしかったわうー


そんなところによ…
「着てしもうたわ、お母さん。逃げ切れへんかった」
この時代の日本男児には仕方のなかったことかもしれんけど…
たいちゃんにも赤紙がきてしもて…。
出征前に食べたいモノ聞かれて、
19年もご飯作り続けてきてくれたお母さんの料理じゃなく、
伯母さんの『柿の葉寿司』をリクエストするという…。
"どういうこと?!ひえ~"なたいちゃんですよ汗
まあ、確かにもう1回食べてみたかったんでしょうけど、
居候させてもらってる身でそんな簡単に食材の用意ができひん母に
無理をさせるよりは、和枝はんのを頼む方がどうにかなりやすいと
考えたんでしょうかね。
お母さん思いのたいちゃんですから、それもアリやと思っておこう。

め以子ちゃんには「もう、あんさんの息子やない。お国の人」と
言いながらも快く引き受けてくれた和枝はん。
甥っ子ですよ、西門家の跡取りですよ。
かわいくないわけ、ないやないですか苦笑


できることなら、行かずに済むのなら…
「僕、やりたいこと、いーっぱいあるんや」って言うたいちゃん。
もういっぺん野球もしたい、お酒も飲んでみたい、
お父さんみたいに自分を賭けて仕事してみたい、
お母さんみたいに誰かをあほみたいに、、、好きになってみたい。

だから這ってでも帰ってくる。
あそこでまたみんなでご飯、食べさせてな。
そう、お母さんに言うてた泰介くん。

まいったよ…。

先週末、悠太郎さんの満州行きを見送った記事の最後に
アタシ、書いたのよね。
悠太郎さんなら、
『何がなんでも帰ってくる! 這ってでも帰ってくる』って。

たいちゃんも同じこと、
もちろん、自分のことではあるけど、
め以子ちゃんに、、、お母さんに「這ってでも帰ってくる!」って…。
西門親子(悠太郎&泰介)のDNAは、
fran的には間違いなくってよっ!


そうやって、
辛い気持ちをグッと堪えて大事な息子を送り出したのに、
もう一人の息子、先にお国のためにと出ていた次男・活男のことで
受け取りたくもないもの、受け取ることになってしまった…。

仕事のために旦那さんと大阪に残ってる希子ちゃんに、
「これ、ほんまなんかいなぁ。
  こんな、、紙切れ一枚送られてきたかて」と
電話で話す。
「間違い、いうこともありますから、信じることない思います」
希子ちゃんもそう言うしかない。
め以子ちゃんは誰かにそう言ってほしかったに違いない。
かっちゃんが戦死したという『死亡告知書』なんて…。
さっき長男・泰介を送り出したとこでそんな…。


先に届いてた希子ちゃんからの手紙には、
瓦礫の中から奇跡的に無事やったという写真が同封されてた。
め以子ちゃんと悠太郎さんの祝言の写真。
みんなが、家族みんながいた時の写真。




日本は、あまりにも変わってしまった…。