昔は祝言(結婚披露宴)も出産も、自宅ですることが
多かったんですよね。
もちろん、祝言は大小の差はあったかもしれませんが

アタシが子供の頃とかでも、花嫁さんが衣装を着て(支度して)
自宅からタクシーとかで式を挙げる場所に移動してるのとか
あったと思うし…。
ただ、今回のように新婦側の家で祝言を…というのが
昔から普通にあったかどうかはよくわからん

☆
鯛の御頭・はまぐりのお吸い物・お赤飯…など、祝言当日の
御膳(メニュー)は義父から伝授。
「西門独特のまーるいお煮しめも」
「まーるいお煮しめ?」
大根でもイモでも、なんでも丸くする。
それは西門の家が元々造り酒屋だったところから、杉玉を真似た。
最初は緑色で時間が経つにつれどんどん色は変わっていくけど、
形は丸いまま。
「つまり、夫婦はいつまでも円満に、という、
まあご先祖さんの考えやな」
「洒落てますね~」 (ほんまやな~、洒落てんな~)
しかしお煮しめ…、
みんな丸かったらお箸で掴みにくくないだろうか…

「それから…、魚の粕漬けがあったなぁ…」
その時の魚に何を選ぶかによって、
ごりょんさんの才覚が問われるらしい。
なんともめんどくさいことを…

「聞かんかったらよかったです…」
「言わんかったらよかった、な」
もう遅い…。
魚でわからんことはいつもの銀次さんに!

が、
「普通が一番旨いんやで」と言われ、
ここで何を出すかによって御寮人の才覚が問われる!と言っても
「ない袖は振れんやろ」とツッコまれるめ以子ちゃん
残念!お義父さんからは結婚する二人の新しい門出と、
これから親戚付き合いとなるご挨拶も兼ねて
「め以子さんが何を伝えたいか」と言われ、改めて考える。
そのごりょんさんが頭を悩ませてる時、西門兄妹はうま介で
倉田さんに相談…。
お父さんのことも考えて、姉妹が揃ってるところを見せてあげたい。
そう考えてる希子ちゃんです。
桜子ちゃんと馬介さんはチラチラと聞き耳立ててる。
和枝さん以外にもお姉ちゃん、いますからね~

和枝さんが出んかったら、みんな出ない。出づらい。
中にはいつまでも実家と縁が切れたまんまで体裁悪いって
思ってる人もおるんちゃうかな~と思たり…
色々あったけど、お父さんも帰ってきて弟と末の妹が
一緒に暮らしてて、ほんまは孫の顔でも見せてやりたいと
思てる人もいたりせんのかな? なんてね

で、またやってきました、和枝さんとこ。
今度は希子ちゃんと倉田さん!
「返事はお伝えした思いますけどぉ~」
久々の再会?
和枝さんのガス事件以来、少し強くなった希子ちゃんと
そんな希子ちゃんを「侮れん…」と思ってるかもしれん和枝さん。
お姉ちゃんにしてみれば、
いつまでたっても許せへんお父さんかもしれんけど
それでも最後に気持ちよく親孝行してみないか、子供たちが
揃ってるところを見せてあげてはどうかと言う末っ子を
和枝さんはどんな思いで見てたんでしょう…
「雲の上のお母ちゃんも、うちら揃てるとこみたら
安心しはるんちゃうやろか。
お母ちゃんも、喜びはるんちゃうやろか」
「大人になりはったなぁ、あんさん」
大好きなお母さんのこと引き合いに出されて、
お姉ちゃんも軽く嫌味を飛ばす。
「どないしてもわてに出てほしい言うんやったら、
ちい姉ちゃん、追い出してもらえまっか?」
「それは…」
「それはでけん、これは呑めれんか。
アナウンサーいうのは、えらいこと居丈高でんなあ」
西門家、お父さん以外の家族会議。
「それはないで」
「せやのうても、和枝ちゃんにいらん義理立てして祝言もせんで。
これ以上遠慮すること、なんもない!」
(やっぱり!! やっぱりそうやったか!)
「僕もそう思います。 あなたはこの家の御寮人なんですから」
そこんとこ、別にもう構わんと思ってるめ以子ちゃんに
「そうしてもろて、ええ?」
「のりこちゃん、あんた、ようそんな酷いこと言うなあ」
「お姉ちゃんは、うちにとってお母ちゃんでもあったんです。
育ての親でもあったんです」
「ええよ!そうしよ」
そう、笑顔で言うてくれるちい姉ちゃん…
年月は経つのに、いつまでたっても和枝はんはめ以子ちゃんの前に
立ち塞がりよるんやな…と思うと、またfranは涙する…

けど希子ちゃん、
きっと思うとこあってそう言うてるんよね?
もちろん、和枝さんが親代わりやったってのはそうやと思うけど
それだけじゃないよね? 何か考えがあるんよね…
あら…、悠太郎さんの特等席かと思いきや…

昼間はお義父さんが陣取ってるのね、ここ

「これで良かったんかいなぁ。和枝の代わりに頑張る言うてたのに」
「まあ…、その方が料理に集中できますし」
「め以子さんには我慢ばっかりさせてしまうなぁ…」
「そのことで粕漬け思いついたんです。
ま、こういうの、"結果の功名"って言うんですかね~」
「怪我の…」
「怪我の…功名…
」め以子ちゃんもいつまでたっても…、なことでして…

そしてまたまた、ご面倒おかけしまくってますが
倉田さんが和枝さんとこ行ってくれまして…状況報告。
め以子ちゃんは表に出ないとのこと。
しかし、和枝さんの条件を呑んであげてんのに、
何故か更なる要求。
『柿の葉が当日まで残っていたら出席します』
柿の木に決めてもらう、と言ったそうな。
ガビーンな希子ちゃん。
けど、負けじとまた手紙を書く。倉田さん待たせて…

「ちょ…ちょっと待ってーな!
こんなん…、郵便でやってもらえんかいなぁ…一日仕事やで…」
(そりゃごもっともで!)
和枝さんからの返事がないまま、祝言の日、きちゃいました。
め以子ちゃんから借りた花嫁衣裳、お直しせぬまま…。
子供たちもお父さんと一緒にお出迎えです

め以子ちゃんもお台所で市場のみんなや
たいちゃんのお友達のお母さんにも手伝ってもろて、
準備に余念なし。
希子ちゃんはお部屋で川久保さんと…
「食べんかて、状況は変わらへんで」
「なんでこんな時に食べてられるんですか~」
そんなあなたは何故まだ着替えてない?
そんなところに和枝さんから
ぎっしり柿の葉寿司、届きました…。
「お義姉さん… これが出席…
」