め以子ちゃんもそうやけど、
悠さんもなーんにも言ってくれんかったのが…なお父ちゃん。
けど、ほんまに色々大変やったんよ。
夫婦の危機!もちょっとあったしさ
まだまだ若い夫婦です。 気が回らんこともあります。
そこはお義母さんがフォローしてくれはりました。
ちょっぴり意固地になってる悠さんを、
め以子ちゃんが一生懸命なだめてくれようとしてる、と。
「きちんと始末がついたら、
お知らせするつもりやったんと思います。」
たぶん、これはこれでお父ちゃんもわかってはくれた…はず。
でも、表向きはそんな簡単には許さない?

め以子ちゃんが声かけても無視、
悠さんが「きちんと話をさせてもらえませんか?」と言ってもダメ。
が、実はお父ちゃん、源ちゃんに案内させて、師匠のとこに。
父親同士のご対面ですよ。
どんな人かと思いきや…ですね

かゆい背中を棒でカキカキしてるような人ですよ

師匠の作ったモンは美味しゅうて、お酒も飲んじゃって。
師匠もお父ちゃんにめ以子ちゃんが嫁にきてくれたことを
嬉しく思ってること伝えて、なんだか父親同士でいい感じ。
で、お父ちゃん、
ちゃんと悠太郎の話を聞いてくれてたのよね。
悠さんが仕事で悩んでること、師匠にそれとなく話して。
察しのいい師匠に、
そういうこと、親として話してやったらどうかって。
息子になんて言われようと、それが親の務めというか…
悩める息子に愛の手を…

朝御飯食べて出て行ったっきり帰ってこないお父ちゃん。
もう晩御飯の準備始めてるというのに…ちょっと心配。
と思ったら、
「お兄ちゃん、探しに行きましたけど…」
「えっ?
」(いつの間に?)はい、来ております、師匠の家の前に。
でも中には絶対、入らないぃ~
(一応、義父を迎えにきただけやから
)ちなみにその頃、
テルは一生懸命、希子ちゃんに自分のことアピール中

「め以子~、おるかぁ~?」 源ちゃん、来ました。
呼ばれてるの、め以子ちゃんですが、希子ちゃん…?

あっさりフラれた。
源ちゃん曰く、お父ちゃんと悠さん、
二人で飲みに行ったようで…、いつもの立ち飲み屋に。
お父ちゃんには正直に話してるみたい。
め以子ちゃんが嫁いできて、
お父さん(師匠)ともまた繋がって、
少しずつ印象が変わってきてる。
もっとぶっちゃけると、
振り上げたコブシを引っ込めるキッカケがないのよ。
もう、それだけのことぐらいになってる。
「わかる、わかる、キッカケなんだよな」
今の悠さんには、こうやって
ウンウンって言ってもらえるだけで十分なんやろな~

お父ちゃんは婿さんの話を聞いてあげれた。
悠太郎さんはお義父さんに、自分の気持ち、
わかってもらえた。
これもまた、親子のカタチの一つ…かな

もう、店の大将と下宿生じゃないもんね

そして大晦日。
出来上がったおせちを希子ちゃんと一緒に義父のところへ。
お義父さんからは少し早いお祝いをいただいて…。
良いお年を…。
その頃家ではつきたてのお餅、食べてますぅ

つきたて、サイコー!
なひととき。
「一番食いつきそうな人がまだなんですけど」
「産婆さん呼んでください!
生まれてしまうみたいです」
桜子ちゃんや室井さんにも抱えられて、
め以子ちゃん、なんとか帰宅。 始まったか、陣痛

悠さん、ダッシュで産婆さん呼びに!
「あんた、いったい何やってんだい、こんな時に
」
「今しかねーもんな、つきたてはよぉ
」さ…さすが、、め以子ちゃん…

産婆さんも来てくれて、2階の部屋で出産体制完了。
で、ここでめ以子ちゃん、義父からもらったお祝いに
お手紙も同封されてたのを確認。
階下では悠さんがソワソワ。
どないなってるんや…。もうすぐなんか?まだなんか?
誰か教えてくださいっ。…って感じ?

ついでに室井さんも興味津々。
「ちょ、ちょ、ちょっとぉ、何考えてんのよぉ」
「え…、だって、見てみたい」 「ばかじゃないの?」
バッサリ…。
ん?何やら2階が騒がしい。
「悠太郎さん、ちょっと来てくれるかい?」
「は…、はい」
どけっ。(アンタやないっ)
室井さん…
僕とめ以子が一緒になれたんは、
少しはあなたのおかげもあるかと思いますが、
さすがにコレは無理です。
なんで僕の嫁さんの出産をあなたが見…
見せるわけないでしょ!!

…と思ったかどうかわかりませんが、
ナイスブロック!

「どないしたんですか?!」
「なんですか?これ」
「読んで…。 読んでよ」
「頑張ってな」
お義父さんからのお手紙、悠太郎さんに託して
部屋でまた、め以子ちゃん、息も荒くなってきてます。
お父さんからの手紙。
これから親になる二人へ伝えておきたいこと、綴られてました。
特に息子の悠太郎さんへは…
どれほど注意を払っても、過ちに前もって気づくことはできない。
けど、過ちを犯したあとにどう生きるかを選ぶことはできる。
過剰な責任感と
間違うことへの恐怖心を与えてしまった気がする申し訳なさ。
これから父になる息子へ、
父親として向かい合ってあげることのできなかった
父からのせめてもの言葉。
悠太郎・め以子さん
どうか私のような親にならないように
どうかあなたたちは、生まれてくる子供に輝く未来と
豊かな誇りを与える人であってください。
「親父…、親父!」
親父って…
悠太郎がお父さんを受け入れた…。
