「希子さん、今日は”うま介”行かへんの?」
「えーっと…、今日はちょっと家で…」
「なんかあんの?!
」
「ちい姉ちゃんがイチゴぎょーさんもろてきはって…」
「うんうん
」
「ジャム作る、言うから…」
「行っていいっ?!
」
「えっ?
」
「ほな、あたしもお邪魔しよかな
」
最近、希子と一緒にいるクラスメイト。
一人は少しだけ控えめな女の子。
もう一人は元気で…、まあ、元気な…
「なんか、ちい姉ちゃんみたいやな…」
だそうな
そんな2人は
のりこちゃんに一目置いてる。
”うま介”でみんなにせがまれて唄ったのを聴いてから。
ほんま、
掘り出したらいっぱいなんかが出てきそうな西門家。
「ただいま」
「おかえりなさぁ~い。 ん?」
「おじゃましまーす!
」
希子ちゃん、
お友達連れてきた!
いつも悠太郎が晩酌をする場所
お台所に立つめ以子をじっくり見れるとこ。
今は目をキラキラさせたお嬢さんたちが陣取ってる。
「希子さん、
め以子さんに色々聞いてみてもええやろか?」
「何を?」
「うーん、、、お兄さんとのこととか?
」
やっぱりソレか…
けど、ほんまはウチも聞いてみたかった。
あのお兄ちゃんが、どうやってちい姉ちゃんを…。
ちい姉ちゃんの家に下宿してたっていうのは知ってるけど…。
「ちょっとくらいなら、ええんちゃう?」
美味しそうなイチゴジャムを作ってるめ以子に
乙女達からの質問攻撃
始まります
「やだぁ~
恥ずかしいじゃなぁ~い
」
ちい姉ちゃん、
絶対喋る気満々でしょ