@2011.02.03
実に三ヶ月も時間が空いてしまいました。正直最後に食べたのがどこの国の料理だったのかしばらく思い出せなかったほど。笑。ただ、次に食べなければならないのがコスタリカ料理orコロンビア料理であることはずっと頭の片隅で意識してました。
で、ひさしぶりにこのblogを覗いて最後に食べたのがドミニカ料理であったことを思い出した次第です。笑。そしてとうとうコロンビア料理を食べる絶好の機会が巡ってきたので、この機会を逃がすまじということで行ってきました。学芸大学のエル・ドラド。
学芸大学駅から東横線ガード下を歩きすこし道を外れると意外と大きな店舗が見えてきます。正直日本で唯一or唯二のコロンビア料理がこんなに大きな敷地を有しているとは思いませんでした。広い。
実に中南米らしいカラフルな色彩でペイントされたTienda(店)に入ると内装もまさにLatinoな色彩で埋め尽くされております。このときは友人と自分以外に客はいなく、広い店内で厳かに食事をするこのイメージがなんともいえず不思議でした。
店主のコロンビア人(?)の方はどうやら昔の日本のCMにも出演していたそこそこ有名な方らしい。日本に来てもう20年が経つとか。
ただメニューを見るとコロンビアーノな雰囲気が十二分に感じられ、コロンビアを離れたからこそ郷愁と愛着が一層強くなるのでしょうか、由緒ただしいコロンビア料理を振る舞ってくれるだろう確信がありました。
オーダーしたのは、TAMAR COLOMBIANOとBrochetas de Corazon。共にコロンビア料理のTypical foodであるとのこと。
ペルー産のCRYSTAL BEERと共にコロンビアーノな雰囲気たっぷりの二皿を食すことにする。
まず店主のエンリケさんからイチオシされたTAMAR COLOMBIANO。コロンビア風ばら肉のトウモロコシ粉包み蒸し特別ソース添え。やっぱりこのトウモロコシ粉の食感が中南米っぽいですね!メキシコシティーの屋台で食べたタコスを思い出します。このパサパサした食感が逆にいい味を出しているのです。絶対日本料理には受け入れられない食材ですね。
ホームページでも紹介されていますが、この“エル・ドラド”特製のチリ・ソースをつけて食べるとすごく美味しい。Picante(辛い)ですが舌と唇が痛くなるような強烈な辛味はありません。チリ・ソースと称していながらも黄色いのでマスタード的な味わいがするのかなと思いきやまた違くて独特。是非この店に来た際はこの特製チリ・ソースを使ってみてください。
そしてBrochetas de Corazon。ラテン風牛心臓のバーベキュー。牛心臓とグリンピース、人参、トウモロコシなどを炒めたものと米。そのままだと味付けは薄いけれども、上記の“エル・ドラド”特製のチリソースをつけてやっぱり美味い。もしかしたらこれはクセになるかも。
閑散とした雰囲気は心配でしたが、料理は美味しかった。ちょっと値段が高い気もするけれどここでしか食べられないという希少経験にプレミアムを払ってるのだと思えば納得のいくもの。是非是非行ってみてください!