結局、採用された人 | 沖縄で語学と日仏バイリンガル教育と

沖縄で語学と日仏バイリンガル教育と

フランスで6年、東京で4年過ごしたのち、2020年8月に私の故郷(夫と出会った場所)沖縄に来ました。
2011年生まれの息子、2013年生まれの娘がいます。
2020年8月より、沖縄在住。
公立小+おうちフランス語で日仏バイリンガル育成中。

ここのところ、

本業の会社員の仕事が

とても忙しい時期を迎えており、

おまけに個人事業でやっている

語学コンサルやコーチングも

枠ギリギリまで予約が入っていた為、

(都合が合わずにお断りせざるを

得なかった方もいました。

すみません、、、><)

ブログの更新がすっかり

滞ってしまっていますが、

おかげさまで、

非常に充実した日々を過ごしています。

 

 

 

最近サポートさせて頂いた方達からの

相談でとても多かったのが、

「語学+仕事」に関するものでした。

 

 

 

日本在住の方、海外在住の方、

両方いましたが、

 

語学力を活かせるような仕事に

チャレンジしていきたい。

 

というものが共通していました。

 

 

 

語学力は、一定ラインを

クリアされている方達ですが、

 

「まだまだ自信がない」

 

とか

 

「もっと他にも、

何か資格が必要なのではないか」

 

という気持ちになるようです。

 

 

 

実際に国家資格が必要となるような

職業を目指している場合、

資格取得は必須になりますが、

そうでない場合、私は、

 

「とにかく戸を叩いてみたら?^^」

 

と伝えます。

 

 

少し前の記事にも書きましたが、

面接もろもろ

最近私は、職場で、

面接官をする機会がありました。

 

 

 

私の部署で人を採用する事になり、

マネージャーと一緒に、

4人の人の面接に対応しました。

 

 

 

私たちが探していたのは、

「一般事務的なレベルの仕事」に

対応してくれる人でしたが、

どういうわけか、

4人のうち2人が、

私たちが求めているレベルの

はるか上を行くような資格や経験を

持っている応募者となっていました。

 

 

簡単に4人の特徴を描くとすれば、

こんな感じでした。

 

Aさん

日本人女性。超経験豊富(15年以上)。

 

Bさん

日本人女性。経験浅め。

 

Cさん

外国人男性。経験4年ほど。

 

Dさん

外国人女性。資格含め超経験豊富。

 

 

最終選考に残ったのは、

BさんとCさんで、

すごく悩んだ結果採用されたのは、

Cさんでした。

(私はBさん押しでしたが)

 

 

 

経験としては、

Cさんのほうがありましたが、

決め手となったのは、

経験の多さではなく、

コミュニケーション力でした。

 

 

 

Cさんのほうがフットワーク軽く、

こちらの求める仕事に

対応してくれそう、

という理由での決定でした。

 

 

 

面接が終わるごとに、

私とマネージャーで、率直な感想を

話し合いましたが、

共通していた考えは、

あまりにも経験豊富な人を

雇ってしまうと、

私たちが実際に必要としている

「一般事務」レベルの仕事には

そのうち退屈してしまい、

すぐにやめてしまうのでは、、、

 

という懸念でした。

 

 

 

また、経験が豊富で自信があるので、

「自分流」にこだわったりする部分も

でてくるのではないか、、、

 

という点も気になりました。

 

 

 

経験豊富な候補者さん、

お二人とも、面接の場では、

 

「簡単な事務作業ウェルカムで、

興味を持って取り組みます」

 

とおっしゃってくれましたが、

やはり、私たちとしては、

 

「そうは言っても、、、」

 

という気持ちがぬぐえず。

 

 

 

つまり、言い方を変えると、

その方達のこれまでの経験、

すごい資格の数々が、逆に、

面接側にとっては、

「選ばない理由」になってしまった、

というわけです。

 

 

 

英語ではよく、

「overqualified(資格過剰)」

と言いますが、 

まさにそれを目の当たりにしました。

 

 

 

何が言いたくてこの話を

しているのかと言えば、

 

経験があまりない事が、

有利になる事も充分ある!

 

という事を伝えたかったからです。

 

 

もちろん時と場合によりますが、

 

・その仕事への適性が感じられ

・会社の社風に合っている

 

と判断された場合は、

これという資格がなくても

採用される事は、十分にあります。

 

 

 

私もその一人で、

 

「英語でのコミュニケーションに、

問題がない」

 

「数字に苦手意識がない」

 

という理由で採用され、

今では経理の仕事を担当する事に

なっています。

 

 

もちろん、日々

勉強を続けながら、

業務に支障をきたさないように

努力してはいますが。

 

 

 

そういう経験から、

 

「こういう仕事に挑戦したいけど、

まだ十分に経験がないし、、、」

 

と二の足を踏んでいる方達には、

 

「どんどん扉をノックしてみよう!^^」

 

と背中を押させてもらっています。

 

 

 

で、それで万が一、

扉が開かなかった場合も、

経験こそ一つ増えるものの、

失うものはないのでは?

 

 

と私は思います^^。

 

 

中小企業の採用に関して言えば、

「王道で考えると無理そうな事」が

「実際あった話」として、

案外ゴロゴロ転がっていると思います。

 

 

 

「初めのとっかかり」さえ作ってしまえば、

そこからまた経験を積んで、

より希望に合う場所にステップアップ

していく事も充分可能だと思うので、

 

恐れず扉を叩き続ける事で、

もぐりこむ(笑)事。

 

それが、「道を切り開くカギ」に

なると思っています。

 

 

この記事が、

少しでもどなたかの勇気、行動に

繋がったら嬉しいです☆。

 

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