おそらく大半の日本人が気づいていない、日本の公立小のすごい所 | 沖縄で語学と日仏バイリンガル教育と

沖縄で語学と日仏バイリンガル教育と

フランスで6年、東京で4年過ごしたのち、2020年8月に私の故郷(夫と出会った場所)沖縄に来ました。
2011年生まれの息子、2013年生まれの娘がいます。
2020年8月より、沖縄在住。
公立小+おうちフランス語で日仏バイリンガル育成中。

何度もこのブログに書いているように、

我が家の息子(小1)は、インターのほうに

通いつつ、地元の公立小にも籍を置き、

毎月数回~2週間の頻度で通っています。

 

 

 

いわば、二つの学校に

同時に通っているような状況なので、

色んな違いをつぶさに感じます。

 

 

 

日本以外の国の教育事情を

知った事で、

 

自分もかつて通っていて、

当然なじみがあるはずの、

日本の公立小に対して、

 

ものすごく素晴らしい発見が

日々ある事を、

私はすごく楽しんでいて、

こういう機会を与えてくれた

子供の存在に、

感謝を感じずにはいられません。

 

 

 

これまでにも、

このテーマで記事を書いていますが、

今日もまた一つ、

書いてみたいと思います。

 

 

 

4月に息子が小学校に入ってから

すごく感心した事の一つに、

「健康診断」があります。

 

 

 

私自身が小学生だった頃にも

ありましたし、それが特に、

すごい事だともありがたい事だとも

思った事はありませんでしたが、

日本の小学校で実施しているような

健康診断は、インターのほうでは

ありません。

 

 

 

体重や身長の測定、

簡単な視力&聴力検査、

といった項目だけの、

ものすごく簡易化された形のものは

ありますが、それも、

小学一年生にあたる年、

中学一年生にあたる年だけ。

 

 

 

それに対して日本の小学校は、

・心電図検査

・尿検査

・歯科検診

・内科検診

・耳鼻科検診

・眼科検診

 

などなど、一通りの健康チェックを、

無料で実施している。

それって、なんてありがたい事なんだ、、、

と思いました。

 

 

 

うちの子は、普段ほとんど

日本の小学校にはいないので、

保健の先生から案内があり、

校医の先生に自分で予約を取り、

後日受けています。

 

 

 

自分で個別に病院に

連れて行くわけなので、

それも正直「大変」と思わない

わけではないのですが、

それでも、無料で健康チェックを

させてもらえる機会がある、

というのは

とてもありがたい事だと思います。

 

 

 

というのも、

実は息子、尿検査でひっかかり、

3次検査まで進みました。

 

 

読んでいる方に余計な心配を

させてはいけないので先に

言いますと、おそらく病気ではなく、

「家系」的なものだと思われます。

 

 

 

念のため、大学病院で

専門医の先生に見てもらう事に

なっていて、先に見て頂いた先生

経由で予約も取ってあります。

 

 

 

尿検査が三次検査まで案内が

来た時にはとても驚いたのですが、

夫も過去に、同じ事で精密検査を

した事があり、健康に問題はないものの、

血尿がでる体質、という感じで言われた、

という話を聞いて、また、

先に見ていただいた先生の言葉もあり、

今は安心しています。

 

 

 

今回、小学校の尿検査を受けるまで、

息子にこういった症状がある事に

まったく気が付かなかったのですが、

今のうちに発見&把握できて

よかったな~と思った次第です。

 

 

 

自分が小学生だったころは、

学校で受ける健康診断が、

実際にこうして役に立っているなんて

意識した事がなかったので、

(それだけ健康優良児だったという事で、

ありがたい事なのかもしれませんが、、、)

 

今回本当に、

 

どんな生徒にも皆平等に、

健康を管理、維持するのに役立つような

機会が与えられている日本の公教育、

素晴らしいなぁ、、、と実感したのでした。

 

 

 

「学校の健康診断」て、

ほとんどの日本人にとって、

あまりにもあるのが当たり前で、

そのありがたみを意識している人って、

ほとんどいないんじゃないかなぁ、、、、

と思ったので、記事にしてみました。

 

 

 

最低ラインの診断だったとしても、

こうして毎年毎年、

大事な我が子の健康を、

学校を通してチェックしてくれている。

 

 

それって、世界的には全く

「当たり前」ではなく、

すごくありがたい事だと思います。

 

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