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10年越しの願いを叶えるべくロザリオ礼拝堂へ

大学のフランス美術の授業で

マティスを学んでから

ステンドグラスを通した光でいっぱいの

マティスの礼拝堂が見たい！

と思い

大学時代に

留学生の友人と

さっそく見に行こう！と

夏休みを利用してアンジェからニースへ

が・・・

調べ不足で・・・

ヴァンスに到着したのは

礼拝堂がクローズした15分後

人の気配もなく中に入ることができないとういう

残念な感じになり

バスが来るまで町をふらふらしたのでした

それから10数年

ついにマティスの礼拝堂へ行ってきました

マティスの礼拝堂の開館時間が短いのには理由があり

それは、ステンドグラスの光が

礼拝堂内に入る時間を考えて開館時間を設定しているからだそうです

内部は白を基調に作られていて

ステンドグラスは

レモンのきいろ

地中海の海のあお

自然のみどり

の3色のみが使われています

マティスはこの礼拝堂を

自身がお世話になった

修道女の依頼を受け

生涯の集大成として作りました

建物そのものやその内部の設計

司祭の衣装や告解部屋のドアから

すべてをマティスが考えています

残念ながらお天気があまりよくなかったため

光があまりなかったのですが

これがマティスが考えたステンドグラスか～

と10年越しの本物に感激

壁一面のマティスの描く宗教画や

真っ白の礼拝堂が

よくある教会のイメージとはまったく異なり

礼拝堂というよりは

全てがマティスの作品なので

マティスの美術館に来た感覚になります

礼拝堂内には

マティスが残した手紙やイラスト

司祭服なども展示しているスペースもありますよ

開館時間

夏時間（3月1日～10月31日）

10時～18時（12時～14時お昼休み）

※火曜と土曜は14時～

※日曜休館

冬時間（11月1日～2月28日）

10時～17時（12時～14時お昼休み）

※火曜と土曜は14時～

※日曜休館

入館料

大人7ユーロ

アクセス

ニースからバス94番または400番

Haute Routiere de L'Ara下車

約1時間

バス停から

Avenue V.Tubyを登っていきます（川の方向に向かいます）

交差点（carrefour Jaen Moulin)に来たら

Avenue H.Matisseという道を探し

ひたすらその道に沿って進みます

10～15分ほどで左手に礼拝堂が現れます

サイト

http://chapellematisse.com/index.html