友情は国境を越えて:フランスでの金婚式 Noces d'or | いつも心に青空を 

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フランスMOF最優秀職人と共にパン菓子研修を行っている「ドゥ・カリテ」の日記です。マカロンの製造販売もしています。

フランス滞在中に私が最もお世話になったご夫婦の結婚50周年を祝う金婚式
が来年行われます。
(金婚式はフランス語で Noces d'or です。Noces は結婚、or は金を表します。)


このご夫婦はご主人が凄腕のパン・菓子職人で、奥さんはお店の販売責任者として
お二人でフランスのリジュー(Lisieux)という小さな町で
ブーランジュリー・パティスリーを30年以上経営されて、現在は引退してみえます。


このご夫婦のお店に私は飛び込みで研修生(Stagiaire)として住み込みで働かせて
もらいました。今から10年以上前のことです。

ルーアンのINBPフランス国立製パン製菓学校を卒業してからパンの製造の研修
をさせてもらいました。

最後のお別れの感動的な様子は今でも記憶に残っていますcrying
ご夫婦と私だけの一生の秘密のエピソードがたくさんできました。


このご夫妻のご紹介はまた改めてさせていただきます。
寡黙で職人気質のムッシューと陽気でおしゃべりなしっかりもののマダム、
とても素晴らしいカップルです(仲が良いので夫婦げんかも毎日していましたが)。


特にマダムは親友としてフランスや日本での本当に苦しい時期に心の支えになってくれました。
楽しいことがあると一緒になって喜んでくれ、悲しいことがあると共に涙したり。
真の友情に国籍や年齢、性別、言葉の壁は全く関係ありません。


マダムから研修を終えた際にいただいた時計は10年以上たった今でも
大事にして使っています。
物の値段ではなく、彼女の人を心から思う気持ちが本当に心に伝わってきて、
私の生涯の大切な宝物です。


彼らの金婚式は来年の9月15日(土)に、親族や友人を100名以上集めて
盛大に行われます。


私も感謝の思いをささやかに伝えたいのですが今からその方法を考え中です。

花とか手紙等はありきたりすぎるのでサプライズ的はものを考えます。
人の喜ぶ様子を想像して、考える行為が一番幸せを感じることだったりします。


彼女だったら、「参加してくれるのが一番のプレゼントだよ」と言われそうです。


毎年クリスマスの時期になると、彼らと共に過ごしたひと時が思い出されます。
ご夫婦の忙しいお店で仕事の後、
真夜中に家族が集まってサンタクロースに変装したムッシューが孫たちに
クリスマスプレゼントを楽しそうに渡している様子が浮かんできます。
孫たちも本当に大はしゃぎして喜んでいました。


つらくて悲しい出来事が多いほど、数少ない心温まる思い出はより美しいものに
美化されて、心の脳裏に残っていくみたいですね。


たくさんの素晴らしい思い出をありがとうございます。
ムッシュー、マダム ドラフォスさん、


また日本で大好きなゴルフができる日がくるといいですね、ベルナール。
お体が最近良くないですが元気な声をまた聞かせてください、 フランソワーズ。
遠くはなれていても、あなたたちのことを忘れたことはありませんでした。


Joyeux Noël et bonne année Françoise et Bernard !


メリークリスマス、そしてよいお年を、フランソワーズ、ベルナール!


店主 塚田 将也

ドゥ・カリテ 公式ブログ

http://de-qualite.com/

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下の写真はディディエ・シュエさん(製パン製菓職人)のお店に飾ってあった、
結婚60周年ダイアモンド婚式(Noces de diamant)用の
チョコの工芸菓子です。